
食欲がないときや暑い日にうれしい、そうめん。登場回数が多いからこそ、シンプルなつゆや薬味だけでは飽きてしまいがち…。そこで、具材とたれがめんに絡んで、ひと口目から最後までおいしく食べられる“あえめん”レシピをフードコーディネーターで管理栄養士の植田有香子さんが紹介。箸が止まらなくなること、間違いなし!
※そうめんは袋の表示通りにゆで、冷水でしめたものを使用
「ツナとトマトの韓国風」のレシピ
コチュジャンの甘辛味とトマトの酸味で食欲アップ!
《作り方》(2人分)
【1】トマト200gは7mm角に切る。
【2】【1】、水煮ツナ缶(小)2缶、コチュジャン大さじ3、トマトケチャップ・ごま油各大さじ2、酢小さじ4、しょうゆ小さじ2を混ぜ合わせる。
【3】そうめん200gに【2】を加えてあえる。器に盛り、刻みのり適量をのせる。
「明太子和え」のレシピ
みょうがの風味と辛味が後を引く。

《作り方》(2人分)
【1】明太子50gは薄皮を取る。みょうが2本は斜めせん切りにする。
【2】そうめん200g、【1】、白だし小さじ1をあえる。器に盛り、くし形に切ったすだち4切れを添える。
「塩昆布バター」のレシピ
香ばしバターと昆布の旨みが絶妙にマッチ。

《作り方》(2人分)
【1】耐熱ボウルにバター大さじ2を入れ、電子レンジ(600W)で20秒加熱して溶かす。
【2】そうめん200g、【1】、ホールコーン缶1/2缶(60g)、塩昆布16g、しょうゆ小さじ1/4をあえる。
【3】器に盛り、パセリ適量を散らす。
「しらすと青のりレモン和え」のレシピ
磯の香りとレモンの酸味がふんわり立ち上がる。

《作り方》(2人分)
【1】白だし大さじ1、青のり・オリーブオイル・レモン汁各小さじ4を混ぜ合わせる。
【2】【1】にそうめん、釜揚げしらす60gを加えてあえる。
「ハムとズッキーニの粒マスタードあえ」のレシピ
旬のズッキーニは、生で使って爽やかに。

《作り方》(2人分)
【1】ハム4枚、ズッキーニ100gは細切りにする。
【2】そうめん200gに【1】、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2、粒マスタード小さじ4を加えてあえる。
「チャーシューの山椒ごまだれあえ」のレシピ
山椒がアクセントの大人のあえめん。

《作り方》(2人分)
【1】長ねぎ40gは縦半分に切ってから斜め薄切りにして水にさらし、水気を切る。きゅうり1本・市販のチャーシュー80gはそれぞれ細切りにする。
【2】そうめん200gと【1】、ごまドレッシング大さじ2と2/3、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1と1/2、水小さじ2、粉山椒適量をあえる。
「ユッケ風サーモン」のレシピ
サーモンのとろける脂がたれで際立つ。

《作り方》(2人分)
【1】サーモン(刺身用)180gは小さめの角切りにする。
【2】そうめん200gと【1】、焼き肉のたれ大さじ2、しょうゆ小さじ2、ごま油小さじ1をあえる。
【3】器に盛り、小ねぎの小口切り2本分、卵黄2個分をのせる。
「たことパクチー」のレシピ
たことピーナッツの食感も楽しいタイ風めん。

《作り方》(2人分)
【1】ゆでだこ140gはひと口大に、パクチー1株・ピーナッツ適量はざく切りにする。
【2】そうめん200gと【1】、ナンプラー小さじ2~大さじ1、レモン汁大さじ1と1/2、砂糖小さじ2、粗びきこしょう少量をあえる。
「ウスターみそそぼろ」のレシピ
コク旨そぼろでスタミナ倍増。

《作り方》(2人分)
【1】赤パプリカ1/2個は細切りにしてから半分に切る。
【2】耐熱皿に豚ひき肉180g、ウスターソース・酒各大さじ1/2、みそ小さじ2、砂糖小さじ1/2を混ぜる。ラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱し、ほぐす。
【3】そうめん200gと【1】、【2】、ウスターソース大さじ1、ごま油少量をあえて器に盛り、糸唐辛子適量をのせる。
「真っ黒あえめん」のレシピ
ひと口ごとに広がる香ばしさがクセになる。

《作り方》(2人分)
【1】そうめん200gと、ごま油・しょうゆ各小さじ4、酢・砂糖各小さじ2をあえる。
【2】器に盛り、ちぎった韓国のり6枚(3g)、すり黒ごま大さじ4をかける。
「ちくわときゅうりの辛子あえ」のレシピ
あとがけのマヨネーズが味をまとめる。

《作り方》(2人分)
【1】きゅうり1本・ちくわ2本は2mm厚さの輪切りにする。きゅうりは塩少量を振って5分置き、水気を絞る。
【2】そうめん200gと【1】、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2、練り辛子小さじ1をあえる。器に盛り、マヨネーズ適量をかける。

“しっかり一品”になるぶっかけは、丼のイメージでボリューム満点に。彩りと旨みをたっぷりのせて、目から食欲増進!栄養のバランスがよく、見た目にも食欲をそそる作りやすいレシピを提案。YouTube『東京ソロごはん。』でレシピを配信中。
撮影/玉井幹郎 スタイリング/片野坂圭子、三谷亜利咲 取材・文/番匠 郁
※女性セブン2025年7月23日号