料理・レシピ

《京都の人が愛する麺》極旨の「冷たいラーメン」5選 こだわりの麺にだしがきいたスープも! 

京都を知り尽くす達人たちが教える「京都の絶品冷たいラーメン」5選 「冷製鴨だしらぁ麺」「ツールー麺」ほか
京都を知り尽くす達人たちが教える絶品「京都の冷たいラーメン」(撮影/杉原照夫(WEST)、写真提供/麺匠 たか松 本店)
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桜が散ったと思ったら、一気に季節は夏へと向かい始めた。新緑と初夏の風を感じながら食べたくなるのは「冷たい麺」。そばやうどん、冷麺など麺文化が根づく古都・京都で、さわやかで涼しげな見た目にも美しい「冷たいラーメン」を、地元に精通する文化人や京都グルメを知り尽くす地元情報メディア『Leaf KYOTO』に教えてもらった。

京都の「冷麺」といえばこのひと皿!だしとスパイスが香る新感覚の冷やしカレーも

「京都祇園 おかる」は、1925年創業の100年続く名店。ほぼ年中無休で営業し平日と土曜日は深夜まで開けていて、舞妓さんや芸妓さんからも愛される。「冷麺」(1190円)はコシのある中太の卵麺に、酸味のきいただしとたっぷりの具材で食べ応え抜群。「冷やしカレーうどん」(1190円)の和風だしを加えたカレーはサラサラとした舌触りで、やわらかいうどんとの相性もばっちり。

冷麺/1190円
冷麺/1190円(撮影/玉井幹郎)
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冷やしカレーうどん/1190円
冷やしカレーうどん/1190円(撮影/玉井幹郎)
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店主・干場浩二さん「だしにはこだわっています」
店主・干場浩二さん「だしにはこだわっています」(撮影/玉井幹郎)
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「京都祇園 おかる」
「京都祇園 おかる」(撮影/玉井幹郎)
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「京都祇園 おかる」
「京都祇園 おかる」(撮影/玉井幹郎)
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◆「京都祇園 おかる」

京都府京都市東山区八坂新地富永町132

つけ麺の名店が作り上げた冷たい「鴨南蛮」ラーメン

「麺匠 たか松 本店」の「冷製鴨だしらぁ麺」( 930円)は、かつおぶしと鯖節からとっただしに、野菜と鴨の油で旨みをプラス。甘めのスープにジューシーな鴨肉、香ばしいねぎが至極のハーモニー。(6月後半から提供予定)

冷製鴨だしらぁ麺/930円
冷製鴨だしらぁ麺/930円(写真提供/麺匠 たか松 本店)
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「麺匠 たか松 本店」
「麺匠 たか松 本店」(写真提供/麺匠 たか松 本店)
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◆「麺匠 たか松 本店」

京都府京都市中京区一蓮社町312

鶏がらベースのスープに酢をきかせたシンプルな味わい

「東華菜館」は北京料理のルーツである山東料理をベースにし、四条大橋のたもとにある本店は創業80年を数える。洛北店限定の「ツールー麺」(1400円)は、鶏スープをベースにした塩味のスープに酢がきいた、シンプルかつさっぱりとした味わいで初夏にぴったり。

ツールー麺/1400円
ツールー麺/1400円(撮影/杉原照夫(WEST))
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料理長・于修徳さん「具材は豚ミンチとえび天です」
料理長・于修徳さん「具材は豚ミンチとえび天です」(撮影/杉原照夫(WEST))
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「東華菜館 洛北店」
「東華菜館 洛北店」(撮影/杉原照夫(WEST))
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◆「東華菜館 洛北店」

京都府京都市左京区下鴨本通北山下ル

マスタードの辛みがアクセント

「京都 中華のサカイ本店」の「冷めん(焼豚入り)」(900円)。マヨネーズのまろやかな酸味と、マスタードがぴりっとアクセントになっているスープには太めの麺がよく合い、大満足の食べ応え。大きくカットされた具材はスープに絡みすぎずさっぱり食べられる。

冷めん(焼豚入り)/900円
冷めん(焼豚入り)/900円(撮影/稲場啓太)
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西谷桂菜さん「主役は麺とタレです」
西谷桂菜さん「主役は麺とタレです」(撮影/稲場啓太)
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「京都 中華のサカイ本店」(撮影/稲場啓太)
「京都 中華のサカイ本店」(撮影/稲場啓太)
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◆「京都 中華のサカイ本店」

京都府京都市北区紫野上門前町92番地

※女性セブン2025年6月5・12日号