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60才から楽しめる「ひとり旅“失敗しないテク”」を旅の達人が伝授! 必需品から旅先やホテルの選び方、スケジュールの組み方まで

安心、安全、快適に楽しむために!ひとり旅におすすめの宿

ひとり旅を安心、安全、快適に楽しむために宿選びは重要。まろさんが、ホテル選びのコツやおすすめを伝授する。

最近はおひとりさま向けの宿も増えており、宿泊だけで楽しむことを目的とした宿泊施設も登場している。まろさんが解説する。

「何も考えずに、泊まるだけで楽しめるホテルが増えています。ひとり向けのプランや専用部屋も多いですよ」(まろさん・以下同)

中には自分の趣味や、やりたいことに特化した部屋やプランを用意しているところもあります。

「神奈川県川崎市にある『スラッシュ川崎』のように、全室に80インチの大型プロジェクターを完備し、好きな動画を見られるホテルもあります。

ほかにも睡眠に特化し、快眠できる客室設備や寝具にこだわったホテルもあります。暑い時期は移動の少ない駅近に宿泊すれば、天候にも左右されずストレスなく過ごせます」

朝ドラの舞台でよさこいを体験「OMO7高知 by 星野リゾート」

OMO7高知 by 星野リゾート
OMO7高知 by 星野リゾート
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連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)の舞台でもある高知の“よさこい”など、ご当地の文化をホテル内で体験できる。

[住所] 高知県高知市九反田9-15

[予算]1泊2万6500円(夕朝食付き)〜

ホテル近くで旅の"すべて"が完結する「JR東日本ホテルメッツ プレミア 五反田」

JR東日本ホテルメッツ プレミア 五反田
JR東日本ホテルメッツ プレミア 五反田
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JR山手線の五反田駅に直結し、移動にも便利。ホテル近くにレストランやショッピング施設があるので1日楽しく過ごせる。

[住所]東京都品川区東五反田1-26-3

[予算]1泊1万8900円(朝食付き)~

五感を刺激するアートホテル「白井屋ホテル」

「白井屋ホテル」
白井屋ホテル ©Takeo Watanabe
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建築家の藤本壮介氏が手がけた建物や、アルゼンチン生まれの芸術家であるレアンドロ・エルリッヒによる光のアートなど世界的クリエーターの作品がホテルで楽しめる。

[住所]群馬県前橋市本町2-2-15

[予算]1泊3万4200円(素泊まり)〜。

五島の景色をひとり占め「カラリト五島列島」

カラリト五島列島
カラリト五島列島
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おひとりさま専用の部屋にあるテラスからは海が一望できる。リクライニングチェアが設置され、波の音を聞きながら読書を楽しむのも◎。

[住所]長崎県五島市浜町546-2

[予算]1泊1万4000円(素泊まり)〜

持ち物は最小限にするのがひとり旅の鉄則!

ひとり旅では「とにかく荷物を減らすこと」とすすめるのは、ひとり旅活性化委員会主宰の山田静さん。

「スマホ、充電、海外ならパスポートは必需品。それ以外に常備薬などの『ないと命にかかわる』もの、マスクやぬいぐるみなど自分にとって必要なものを優先します。いまはスマホがあればなんでもできますが、通信状況によりつながらないこともあるので、飛行機や列車、宿泊の予約情報などは出力した紙を持参しましょう」(山田さん)

「海外ではジッパー付き保存袋を財布代わりにするのも便利」(山田さん)
「海外ではジッパー付き保存袋を財布代わりにするのも便利」(山田さん)(写真提供/山田静さん)
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ひとり旅マストアイテム
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