
暑さでバテ気味な体に、にんにくパワーで喝! ガツンとたっぷり食べる系から、プラス1品で元気を補給する軽め系まで、食欲をそそるにんにく料理が勢ぞろい。夏が旬のにんにくをたっぷり使ったスタミナ満点料理で疲労を回復! 夏バテも吹き飛ばせ!
にんにく香る主食&主菜でがっつりスタミナチャージ
にんにくをこよなく愛する「にんにくバル ザ・ガーリック」の中山治伸さん・育子さんが提案するのは、にんにくの旨みを最大限に引き出した、スタミナ満点の精鋭メニュー!
「ガーリックバターや赤ワインソースを作っておけば、肉や魚、野菜料理にも手軽ににんにくの風味とコクをプラスできますよ」(中山治伸さん)
※にんにく1片は約8g、基本1片ずつに分け、薄皮をむいたものを使用
「夏野菜とにんにくのローストポーク」のレシピ
漬けだれ×ソース×チップのトリプルにんにく。
《作り方》(2人前)
【1】豚バラブロック500gは5cm角に切り、塩4g、こしょう少量をすり込み、横薄切りにしたにんにく2片を貼りつける。耐熱の保存袋にオリーブオイル適量と一緒に入れ、空気を抜いて密閉し、冷蔵庫で3時間ほど漬け込む。鍋に湯を沸かして保存袋ごと入れ、30分ほど湯せんする。
【2】フライパンにオリーブオイル適量を入れ、【1】の肉を表面がカリッとするまで強火で焼く。
【3】別のフライパンにオリーブオイル適量を入れ、食べやすい大きさに切った夏野菜各適量を焼き、塩・こしょう各少量で味を調える。
【4】小鍋にオリーブオイル適量、保存袋に残った漬けだれとにんにく、赤ワインソース(【B】)1/2カップを入れて中火にかけ、煮立ったら、弱火で5分ほど煮詰める。
【5】器に【3】と2cm厚さに切った【2】を盛り、にんにくチップ(【C】)適量を散らし、【4】をかける。
【B】《赤ワインソース》(作りやすい分量)

【1】ボウルにすりおろした玉ねぎ1/2個、すりおろしたにんにく1片、すりおろしたしょうが4g、赤ワイン大さじ3弱、しょうゆ1/2カップ、みりん3/4カップ強、料理酒大さじ5を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
【2】【1】を小鍋に移し、半量になるまで弱火で煮詰める。
【C】《にんにくチップ》(作りやすい分量)
フライパンにオリーブオイル適量と横薄切りにしたにんにく適量を入れ、弱火でじっくりと揚げ焼きにする。色づいたら取り出し、キッチンペーパーに広げて油を切り、冷ます。
「絶品! チーズガーリックトースト」のレシピ
チーズプラスで旨みの相乗効果!
横半分に切ったフランスパン1/2本に常温のガーリックバター(【A】)50gを塗り、溶けるチーズ適量をのせ、トースターで焼き色がつくまで焼く。
【A】《ガーリックバター》(作りやすい分量)

【1】小鍋にオリーブオイル1/4カップ強、刻みにんにく11片を入れ弱火でにんにくがやわらかくなるまで煮込む。
【2】みじん切りにした玉ねぎ1/4個を加え、しんなりしてきたら塩大さじ1、こしょう適量を加えて火を止める。
【3】【2】をボウルに移し、なめらかになるまでつぶして冷ます。無塩バター130gを加えて混ぜ合わせる。
「冷やしにんにくごま鯛茶漬け」のレシピ
ごま香るだしに、キリッとにんにく味がささる。

《作り方》(2人前)
【1】すりおろしたにんにく1片、練りごま・しょうゆ各大さじ2、みりん小さじ2を混ぜ、鯛の刺身10切れを10分ほど漬け込む。
【2】鍋にだし汁2カップ、みりん・しょうゆ各大さじ2を煮立たせた後、冷ます。
【3】器にご飯適量を盛り、【1】、せん切りにしたみょうが・輪切りにしたきゅうり・極薄切りにしたにんにく各適量をのせ、【2】をかけ、すりごま適量を振る。
「豚バラ肉のガーリックライス」のレシピ
ガツンと旨い豚バラ&にんにくの最強タッグ。

《作り方》(2人前)
【1】鍋にサラダ油適量を入れ、横半分に切ったにんにく15片を弱火で色づくまで揚げて取り出す。続けて食べやすい大きさに切った豚バラ肉100gを中火で炒め、塩・こしょう各少量で下味をつけて取り出す。
【2】フライパンを強火で熱し、サラダ油大さじ2、溶き卵2個を入れてなじませたら、ご飯2杯半を加えて混ぜ合わせ、塩・こしょう各少量で下味をつける。
【3】【2】に赤ワインソース大さじ3、【1】、ガーリックバター(【A】)15gを入れて全体をなじませ、しょうゆ小さじ1/2で香りづけする。器に盛り、せん切りにした青じそ適量をのせる。