骨盤美容家であり、女性の一番キレイを引き出すエクササイズが評判のピラティストレーナーのTOMOKOさん。
ウエストのくびれをつくる際に、最も重要な筋肉である「腹斜筋」。その「腹斜筋」を使いながら、さらにダイエット効果を高めるため、上半身で大きな割合を占めている「広背筋」も刺激して効果倍増を狙うエクササイズをご紹介。
* * *
Q:ハイウエストの洋服が似合わないんです…
流行っているハイウエストの洋服を着たいのですが、どうしても寸胴に見えて似合いません。ウエストのくびれをつくって、ハイウエストの洋服をオシャレに着こなしたいです。
Y.Hさん(22歳)
A:負荷をかけて広背筋と腹斜筋を鍛えるのが正解
ハイウエストの洋服はスタイル良く見せてくれる効果がありますが、ウエストがくびれていたほうが何倍も美しく着こなすことができますよね。
そのために必要なのは、ウエスト部分の「腹斜筋」をねじること。「腹斜筋」は脇腹あたりにコルセットのようになっている筋肉のことで、この筋肉は意識的にねじることでウエストのくびれをつくることができるのです。
そして、今回オススメしたいのが、同時に「広背筋」を鍛えること。秋は涼しくなって、基礎代謝が下がりがち。背中一面に広がる「広背筋」を鍛えてあげれば、基礎代謝量がアップして痩せやすい体になります。体全体の代謝が上がれば、ウエスト周りについている脂肪もより一層、燃焼させる効果を発揮しますよ。
ペットボトルで負荷をかけるのがオススメ
同じ種類、同じ重さの500mLのペットボトルを2本用意してください。これをウエイトの代わりに使って、負荷をかけていきます。なくてもOKなのですが、負荷をかけることで筋肉を効率的に刺激することができるので、ぜひペットボトルを使ってみてくださいね。
あぐらになって、背中を意識して、まっすぐに伸ばしましょう。息を吐きながら両手を下ろして、体を左にねじる。背中を伸ばしたままで、両手を下ろしていくのがポイント。反対側も下腹をへこませながら体をねじっていきます。