マイナンバーカードの活用も
確定申告を行えば、納めた税金が戻ってくることも。
「年間の医療費が10万円を超えるなどの場合は『医療費控除』の対象となり、お金が返ってきます。また、対象の市販薬を年間1万2000円超購入した際には『セルフメディケーション税制』による所得控除が受けられます。レシートは忘れず保管しましょう」(風呂内さん)
もらえるお金の申請手続きをスムーズにするために、社会保険労務士の岡佳伸さんはこうアドバイスする。
「マイナンバーと自分の預金口座をひもづける『公金受取口座登録』をしておくと給付金の申請が楽になります。『高額療養費制度』も、マイナ保険証があれば最初から上限を超えた分を支払わずにすみます」
大事な老後資産を守るために、知識武装で物価高を乗り切りたい。

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※女性セブン2025年8月21・28日号