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コシノジュンコの情熱的な“推し活” 寵愛する“40才年下シンガーソングライター”を新興宗教に勧誘、周囲でトラブルも…本人たちが真相について明かす【全文公開・後編】 

川島ケイジを寵愛しているコシノジュンコ
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 コシノ三姉妹の次女・コシノジュンコ(86才)と傍らに寄り添う美男子との関係が、話題を呼んでいる。コシノが、社交界に紹介するほどに寵愛しているその男性とは、シンガーソングライターの川島ケイジだ。年齢は非公表だが、コシノとは40才ほど離れているという。2019年春頃に知人に連れられて川島のコンサートに行ったコシノは、ひと目で彼を気に入り、ライブのチケットを大量購入。友人たちに彼の才能を伝えて回った。さらに、川島を自身のラジオ番組に招いて歌を紹介したほか、地方で行われた講演会に川島を同行させ、コシノと同じ高級ホテルに宿泊したこともあったという。強力なパトロンを得た川島にとっては、歌手人生に明るい兆しが見え始めた状況だが、その周囲では深刻なトラブルが起きていた──。【前後編の後編】

「ハレルヤ」と連呼する

 日本を代表するデザイナーのコシノが、ファッション業界で脚光を浴びたのは1960年代。19才のときにデザイン界の芥川賞と呼ばれる「装苑賞」を受賞したことがきっかけだった。

「21才の若さで東京・銀座にブティックをオープンし、宇宙と人間をテーマにした独創的なデザインが国内外で高い評価を受けました。

 ジュンコさんの母、小篠綾子さんは日本のファッション業界の草分け的な存在で、2011年に放送されたNHK連続テレビ小説『カーネーション』や、今年5月に公開された映画『ゴッドマザー ~コシノアヤコの生涯~』のモデルにもなった伝説的な人物です。綾子さんの影響を受けて育ったジュンコさんは、姉のコシノヒロコさん、妹のコシノミチコさんとともに“コシノ三姉妹”として世界中にその名をとどろかせました」(アパレル関係者)

 口癖のように「今が一番若い」と語るコシノは、傘寿を超えても週に2回のジム通いを欠かさないという。創作意欲も衰えを知らず、現在はファッションだけでなく、絵画の制作や演劇のプロデュースなどさまざまな分野で精力的に活動を続けている。

 一方で、常識にとらわれず、自由奔放に生きてきたコシノの半生は、波乱に満ちていた。

「最初の結婚は1964年。相手は仕事で知り合った年下のカメラマンで、4年ほどで離婚した際に“わたしは、ひとりの男のために一生を生きるより、世界のひとを相手に一生を生きたい”という言葉を残しました」(別のアパレル関係者)

オフィスから移動するコシノ。その存在感は、周囲から際立っていた
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 外国人男性などとの恋愛を経て1974年に自動車教習所で運命的な出会いを果たしたのが、現在の夫でJUNKO KOSHINO株式会社の代表取締役を務める鈴木弘之氏だった。

 結婚生活は今年で51年目。同社の専務を務める長男も結婚し、3人の孫が生まれた。

 一方で、かねてファッション業界で囁かれてきたのが、夫妻が信仰する新興宗教の勧誘だった。

「コシノさんは長年、キリスト教系の新興宗教を信仰していて、仕事を通じて知り合った関係者やスタッフにも教会に行くことをすすめていました。教会では『全身浸礼』と呼ばれる儀式が行われ、プールに頭を沈めたり、『ハレルヤ』と連呼することを促されるそうです。本人たちはよかれと思ってすすめているようですが、勧誘されたスタッフが困惑していることが報じられたり、拒否するとファッションショーの招待状が来なくなるという話が業界関係者のブログで暴露されたこともありました」(ファッション業界関係者)

 その新興宗教に、コシノのすすめで入会したひとりが川島だった。川島はコシノに言われるがままに洗礼の儀式を受け、周囲にも教会に行くことをすすめていたという。

 同じ頃、川島のプライベートに大きな変化があった。公にはしていないが、実は、彼にはメジャーデビュー前に結婚した女性がいる。

「アルバイト先で知り合った一般女性で、以前は都内の自宅で一緒に暮らしていました。ところが、川島さんが突然、家を出て、離婚まで口にしていることにご家族は戸惑っているそうです。

 同時期に、長年所属していたプロダクションからも独立し、彼を支えてきたスタッフは契約を打ち切られました。コシノさんの支援を受けるようになってから、次々に人間関係をリセットする川島さんの豹変ぶりに困惑する関係者は少なくないそうです」(前出・ファッション業界関係者)

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