
9月上旬、初めて新潟を訪問された愛子さま。現地での大歓迎の裏では、愛子さまが披露された“意外なヘアスタイル”が話題となっていた。
新潟で起きた“愛子さまフィーバー”
9月6日から2泊3日の日程で、愛子さまは新潟県を訪問された。
「愛子さまの訪問は今回が初めてということもあり、現地は大フィーバーに沸きました。長岡駅では、そのお姿を一目見ようと集まった人がロータリーから大通りまで溢れるほどの歓待ぶり。愛子さまも、弾けるような笑顔とお手振りで歓声に応えていらっしゃいました」(皇室記者)
キャバ嬢に人気の髪型を
新潟訪問中、その輝くような表情に加えて話題になったのが、愛子さまのヘアスタイルだ。

「ハーフアップに毛先がゆるやかなカーブを描く華やかな巻き髪のスタイルが、かつて一斉を風靡したいわゆる“名古屋巻き”に似ている、とネットを中心に話題になったのです。これまでのご公務では、ポニーテールやお団子スタイルなど落ち着いたスタイルでまとめられることが多かっただけに、ウェーブがかかった今回の髪型からは新鮮な印象を受けました」(皇室ジャーナリスト)
「名古屋巻き」とは、愛知県出身の美容家が20年ほど前に考案した女性の巻き髪スタイルのこと。毛先に内巻きと外巻きを交互に入れることによって立体感を持たせ、華やかな雰囲気を演出する髪型だ。
「『名古屋巻き』という名称が全国的に認知されるようになったのは、2000年代後半、人気キャバ嬢をモデルとして起用する雑誌で、より派手さを押し出したスタイルが紹介されたことがきっかけです。カールさせた髪型をスプレーを使って固め、時には針金なども仕込んで高く高く盛り上げていく派手なスタイルは、“名古屋キャバ嬢の代名詞”として知られるようになりました。
そして『名古屋巻き』の人気が爆発したことをきっかけに、髪をしっかりとカールさせるスタイルが一般女性の間でも広まり、日本全国で“一大巻き髪ブーム”が起こったのです。数々のファッション誌で巻き髪の女性たちが表紙を飾り、“巻き髪=綺麗なお姉さん”というイメージが確立しました」(ファッション誌関係者)
「名古屋巻き」が一世を風靡してからおよそ20年。令和の時代となったいまは、“ゆるふわウェーブ”スタイルとして、そのエッセンスは連綿と受け継がれているようだ。
「かつて巻き髪ブームの火付け役となった『名古屋巻き』ですが、いまはよりナチュラルで自然に髪をウェーブさせるスタイルに、トレンドは変化しています。愛子さまの新潟での髪型も、その流れを汲んでいるといえるでしょう。

日頃から、お召し物や髪型の研究に余念がない愛子さまは、『名古屋巻き』の変遷をリアルタイムでご経験されているはず。今回のニュースタイルも、そうした日々の工夫の成果でしょう。『名古屋巻き』を進化させた、上品さと華やかさを兼ね備えた今回のスタイルは、愛子さまにとって新たな定番となっていくかもしれません」(前出・ファッション誌関係者)
単独でのご公務も増え、日に日に輝きを増すお姿が話題になる愛子さま。国民に寄り添うプリンセスとして、流行を上手く取り入れた“愛子さまスタイル”を築かれていくことだろう。