
元皇族の暮らしぶりに、上流階級が興味津々なのだという。4年前に皇籍を離脱し、海を渡った小室眞子さんがアメリカ発のセレブ雑誌『TOWN&COUNTRY』10月号の表紙を飾った。
「表紙に大きく掲載されたのは、クリーム色のドレス姿で手を振る写真。2019年5月に陛下の即位に際して行われた一般参賀での一枚で、当時小室圭さんとの結婚が延期されたまま、皇室に留まっていたためか、眞子さんの表情にはどことなく硬さがあります。中面でも複数ページにわたって眞子さんが特集されています」(在米ジャーナリスト)
同誌は、1846年に創刊されたアメリカでもっとも歴史あるハイソなライフスタイル誌だ。
「ファッションや美容のほか、アートや旅行、社会問題など幅広い内容を扱っており、セレブ層を中心に人気を誇っています。これまでチャールズ国王やメーガンさんなど英王室のメンバーは何度も表紙に抜擢されていますが、日本の皇室関係者としては今回の眞子さんが初めてです」(前出・在米ジャーナリスト)
記事では、眞子さんの“過去”と“現在”を詳報。小室さんとのなれそめや結婚生活を、専門家の分析を交えながら紹介している。
「結婚延期の理由となった圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルのほか、圭さんの髪形の変遷や職業、結婚当初から今日に至るまでの眞子さんの姿などをかなり詳細に記しています。

驚いたのは、眞子さんについての『現在もメトロポリタン美術館で働いているとみられる』という記述です。確かに2022年頃はボランティアとして活動していましたが、その後は辞めたとされていましたからね。この報道が事実なら、アートにかかわるという夢をまだ諦めていないということになります」(前出・在米ジャーナリスト)
さらに、子供とのプライベート写真を加工したことで批判を集めた英王室のキャサリン妃や、Netflixでドキュメンタリー番組を配信するなど何かとお騒がせなメーガンさんと眞子さんを比較。決して目立とうとしない眞子さんが肯定的に書かれている。
「36才で引退した往年の美人女優グレタ・ガルボを引き合いに出し、《ほどよく他人を気にしないニューヨークだからこそそうした匿名性の高い生活ができる》としています。SNSなどを通じて私生活を明かすことが当たり前のアメリカ社会において、自分からは何も発信しない眞子さんはミステリアスかつ新鮮に映るのかもしれません」(前出・在米ジャーナリスト)
しかし同時に、「注目を浴びたことがある人物が姿を消そうとすると、かえって周囲の関心を引くことがある」とも指摘している。
「セレブ層が眞子さんの生活に関心を持つほど、いままで通りの生活を送り続けることは難しくなります。強行に渡米し、ようやく手に入れた圭さんと赤ちゃんとの穏やかな日常が脅かされるのは避けたいところ。異例の表紙デビューで、新たな悩みが生まれてしまったのかもしれません」(別の在米ジャーナリスト)
アメリカで手に入れた静かな生活に、喧騒が忍び寄っている。
※女性セブン2025年10月30日号



























