社会

《世界の顔に!》愛子さま、トランプ大統領と初対面の可能性が浮上 10月末の訪日時に雅子さまとともに面会へ 機運高まる「天皇ご一家での訪米」

トランプ大統領と初対面の可能性がある愛子さま(2025年9月、長崎県・大村市。撮影/JMPA)
写真12枚

 外交官としてキャリアを積まれた雅子さまのもと、幼い頃から国際感覚を磨いてこられた愛子さま。首相の交代を前に国内政治が混迷を極める最中、“世界で最も有名な大統領”と愛子さまの初対面の日が近づいていて──日米関係の重大局面に、プリンセス・アイコが躍動する。

 天皇家の長女・愛子さまが、初めて新型コロナウイルスに感染されたのは10月1日のこと。5日から1泊2日の日程で予定されていた滋賀県へのご訪問が、やむなく取りやめとなるなど、その影響は各所に及んだ。

「愛子さまは9月30日の朝、勤務される日本赤十字社にいつも通り出勤したものの、お昼頃に38℃台半ばの発熱とのどの痛みの症状を訴えて早退。その直後の検査では陰性でしたが、翌日の夜に再度検査を行い、陽性反応が確認されました。10月2日には平熱に戻ったとのことですが、その後もしばらくのどの痛みや咳が続いていたようです」(宮内庁関係者)

 愛子さまは療養中、お住まいである御所の自室で静かに過ごされたという。

「症状が治まった後も、周囲に感染させないようにとのご配慮から、リモート勤務をされていました。幸い両陛下への感染は確認されなかったものの、ご一家での団らんの予定もキャンセルに。10日から14日まで、ご一家は栃木県の御料牧場で静養されることになっていましたが、取りやめとなりました。

 今年の夏、愛子さまは新潟県での単独公務や、両陛下の“慰霊の旅”に伴って長崎県を訪問されるなど、多忙な日々が続いていた。さらに例年以上にハードスケジュールをこなす雅子さまと過ごす時間を大切にされたこともあり、ご静養にはほとんど同行されています。責任感の強い愛子さまは、ご公務の合間を縫って休日出勤されることもあり、夏の間にたまった疲れがどっと出てしまわれたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

“愛子さまもご一緒に”

 こうして夏を終え、秋を迎えた愛子さまはこの10月、とある“VIP”と面会されるのでは、と関係者の間で囁かれている。

「10月27日から29日までの訪日が予定されている、アメリカのトランプ大統領(79才)と初対面される可能性が浮上しているのです。

 トランプ大統領の来日は、2019年の国賓としての訪問以来、6年ぶり。今年1月に大統領に返り咲き、第二次トランプ政権を発足させて以来、世界各国に関税引き上げを突きつけたトランプ関税の導入など、その動きは相変わらず予測不能です。石破首相からバトンを受け取る新首相が会談予定ですが、就任早々、緊張感のある外交の重大局面を迎えることになるでしょう」(政治部記者)

「自国第一主義」を掲げるトランプ大統領との交渉ごとは容易には運ばないことが予想されるが、滞在中、皇室による接遇も予定されている。

「6年前の前回とは違い国賓ではないので、宮中晩餐会は開かれません。しかし、宮内庁内にはアメリカの大統領をお茶だけで帰していいものかという意見もあるようで、皇居での陛下との面会や、迎賓館での食事会を行う方向で調整が進められているとか。

 また、前回雅子さまが“妻”同士として親交を深められたメラニア夫人は今回来日しないものの、雅子さまにとって、トランプ大統領のような相手の接遇はまさに本領発揮の場。今回も陛下とおそろいで、持ち前の“外交力”を発揮されることでしょう」(皇室ジャーナリスト)

トランプ大統領は、“ロイヤルファミリー”への憧れが強いという (写真/Getty Images)
写真12枚

 その際、愛子さまも同席されることが想定されているのだという。

「前回、雅子さまとメラニア夫人は、お互いのお子さまの話で大いに盛り上がったといいます。アメリカでも愛子さまは“日本のプリンセス”として注目されていますから、6年経って、成人となられた愛子さまにトランプ大統領から面会したいといった要望があれば、ご一家そろって、ゆっくり話される場を設けることになるでしょう。

 外国の要人が来日した場合、たとえ公式の訪問でない場合でも、先方から面会の要望があれば陛下は最大限応えてこられました。ましてや今回は令和初の国賓として絆の深いトランプ大統領の公式訪問。愛子さまも心を尽くしてもてなしに参加される可能性は高いでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 また、トランプ大統領は天皇家に格別な思いを抱いていることで知られる。

「国としての歴史が250年ほどで王室を持たないアメリカ人にとって、血筋が連綿と受け継がれ、国民統合の役割を果たしてきた皇室は尊敬の対象です。皇族の中でも、特に天皇の娘・孫である内親王は別格な存在として受け止められている。天皇家にある種の畏敬の念を抱く傾向は、トランプ大統領は特に顕著だとか。

 実際、前回の来日で、国際会議の場でもジャケットのボタンを外してラフに振る舞うことで知られるトランプ大統領が、両陛下の前でボタンをしっかりと留めて居住まいを正す仕草を見せたのです。着こなしで周囲のひんしゅくを買うこともあった彼のいつにない振る舞いに、“天皇皇后両陛下に最大限の敬意を示した”と海外メディアでも話題になりました」(在米ジャーナリスト)

 2019年当時は高校生だった愛子さま。それから6年の歳月を経て、海外要人接遇の場数も踏んでこられた。

「昨年2月、ケニアの大統領を招いての昼食会に初めて参加された際は、通訳を介さずに会話される姿や、相手の母国語も交えて心からの笑顔でもてなされるお姿が“雅子さまそっくり”と話題になりました。さらにその約1週間後には各国大使をもてなす鴨場接待、そして今年3月には宮中晩餐会デビューも果たされています。国際親善の場で輝きを放つ天皇家のプリンセスとして、注目を集める存在に成長されたのです。

 欧州では愛子さまと同世代のプリンセスたちも国際親善の最前線で活躍されています。トランプ大統領が、そんな愛子さまに“ぜひお会いしたい”と熱望するのも自然な流れ。世界がその動向を注目する大統領との対面が実現すれば、愛子さまも世界規模で知られることになり、11月に控える愛子さまの初めての海外公式訪問の注目度も一気に増すでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 その先には、天皇ご一家での訪米も取り沙汰されている。

「来年、日本の国連加盟70年の節目に合わせて、両陛下が訪米するのではという機運が関係者の間で高まっています。そしてその際、愛子さまのご同行を期待する声も上がっている。高校・大学時代をアメリカで過ごされた雅子さまにとっては、愛子さまと思い出の地をお踏みになる喜びはいかばかりでしょうか。

 皇族という立場で国際社会に貢献したいと強く願ってこられた雅子さまにとっては、まさに万感の訪米になるはず。さらに、そんな雅子さまのもとで、気品と国際親善の流儀を受け継がれた愛子さまの存在は、アメリカ国内でも好意的に受け止められることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 トランプ大統領、そして両陛下の隣で微笑む愛子さまの存在が、世界の注目を集める日は近い。

女性セブン20251030日号

滋賀ご訪問の中止に対し、側近を通じて関係者らに“申し訳ない”とのお気持ちを伝えられた(2025年9月、長崎県・大村市。撮影/JMPA)
写真12枚
愛子さまの輝かしいお姿は、海外メディアでも話題に(2025年9月、東京・世田谷区。撮影/JMPA)
写真12枚
中越地震で被害の大きかった小千谷市の「錦鯉の里」にて、お見送りに集まった園児たちと目線を合わせ、笑顔でお話しになる愛子さま(2025年9月8日、撮影/JMPA)
写真12枚
初日の滞在先に到着し、満面の笑みの愛子さま。空色のスーツは丸い襟元が特徴的だ(2025年9月6日、撮影/JMPA)
写真12枚
全身ホワイトのコーディネートの肩には、ハートマークにパールをあしらった飾りが光る(2025年9月8日、撮影/JMPA)
写真12枚
足元とバッグ、そしてボタンのベージュが、全体のカラーリングを整え、すっきりと見せている(2025年9月7日、撮影/JMPA)
写真12枚
2日目には「防災推進国民大会2025」に出席され、能登半島地震における社会福祉施設への支援などについてのプログラムを、メモを取りながら聴講なさった愛子さま。日本赤十字社に勤務し、福祉に注力されている愛子さまらしいお姿を覗かせた(2025年9月7日、撮影/JMPA)
写真12枚
ご一家で過ごされた須崎御用邸を一足先に出発し、東京駅に降り立たれた愛子さま(2025年8月、東京・千代田区。写真/アフロ)
写真12枚
宮内庁のインスタグラムに投稿された愛子さまの“タケノコ堀りショット”は秋篠宮家の投稿の20倍近い“いいね”がついた(宮内庁の公式インスタグラムより)
写真12枚
『防災推進国民大会』に皇族が出席されるのは、愛子さまが初めてとなる(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
写真12枚
関連キーワード