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【吉川晃司、自伝が突然の刊行中止】異例の事態の背後で起きていた個人事務所の“異変” 20年以上支えてきた敏腕チーフマネジャーが去っていた 

大金を使い込まれ人間不信に陥った

 いまでこそ、ロマンスグレーの髪が似合うダンディーなイメージが定着している吉川だが、若い頃は芸能界切っての荒くれ者として鳴らし、私生活はトラブル続きだった。

「大酒を飲んで路上に寝転んだり、街中でけんかを吹っ掛けるのは日常茶飯事。知人を殴って警察沙汰になったこともありました。1985年に初出場した『NHK紅白歌合戦』では、ステージでシャンパンを振りまいたあげく、ギターに火をつけてボヤ騒ぎを起こし、10年以上NHKを“出禁”になっています」(前出・レコード会社関係者)

 世間一般の常識や芸能界の色に染まることを嫌い、《朱に交わって染まるぐらいなら、黒くなった方がまし》と豪語する。他人の言うことに耳を貸さず、気難しいことで知られる吉川が、A氏の話は真剣に聞いていたという。だが、そんな蜜月も永遠には続かなかった。

吉川のオフィシャルウェブサイトに掲載されたリリース(公式HPより)
写真3枚

「吉川さんには大手事務所から独立した後、信頼していたスタッフに億単位の大金を使い込まれ、人間不信に陥った苦い経験がある。

 個人事務所の役員に肉親が名前を連ねているのはそのためで、吉川さんはご両親と事務所の代表を務めるお姉さんを誰よりも信頼しているそうです。Aさんが吉川さんのためにどんなに身を砕いても意見が通らないことがあり、そんなことが何度も重なるうちに意見がすれ違い、最終的にAさんが吉川さんの元を離れることになったようです」(芸能関係者)

 A氏に事情を尋ねると「一身上の都合」で事務所を辞めたことは認めたが、吉川や、事務所との意見の相違については「いや……そんなことはないと思いますよ」と言うのみだった。書籍の刊行中止に関しては「ぼくにはわからない」という。

 吉川は冒頭の謝罪に続けてこう語っている。

《いつの日にか、今ならやれるという境地を開拓できたなら、自ら筆を執ろうと思うしだい。何卒ご容赦願います》

 右腕を失った吉川が再び筆を執る日は、やって来るのだろうか。

女性セブン2025116日号 

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