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《いちばん地味だった》紀子さま(59)「巨大なリボンはやめられて」園遊会ファッションは「ひときわ渋いカーキ色」にじむ雅子さまへのご配慮

雅子さまへの気遣いが光った。(2025年9月、写真/時事通信)
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「け…けい…、そうだ、きょうそうば…」

秋晴れの青空が広がった10月28日、東京・港区の赤坂御苑で行われた秋の園遊会で、競馬騎手の武豊さんと懇談された秋篠宮妃紀子さまは、とっさに「競走馬」の読み方が出てこなかったのか、何度も言葉を確認された。

「普段は公務に臨むにあたり周到な準備をされる紀子さまが言葉に詰まっていたので、珍しいなと感じました。紀子さまは9月上旬に悠仁さまの成年式が終わると、それまで抑えられていたご自身の公務のペースを元に戻されました。忙しくあちこちを飛び回っているので、お疲れが出たのでしょうか」(皇室記者)

招待客とご懇談。(2025年10月、写真/JMPA)
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紀子さまが本調子でなかったのはそれだけが理由ではないようだ。今年4月の春の園遊会から、両陛下に続いて皇族方が一列になって歩きながら招待者と懇談されるという従来のスタイルを一新。両陛下、秋篠宮ご夫妻、天皇家の長女・愛子さまや秋篠宮家の次女・佳子さまら皇族方の3グループに分け、それぞれ別のルートで招待者と交流する新しいスタイルを試みた。

秋篠宮さまにぴたりと寄り添い歩かれる紀子さま。(2025年10月、写真/JMPA)
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今回、宮内庁はさらに方式を刷新し、より皇室の方々と招待客のフランクな交流を深めるべく、両陛下、そして秋篠宮ご夫妻とほかの皇族方という2グループとし、ルートも2つに変更された。

「春は、陛下や愛子さまと佳子さまからなるグループは大盛況だったのですが、秋篠宮ご夫妻がお通りになるルートが狭いこともあって、集まる人が少なかったんです。。それもあってルートを見直して開催された秋の園遊会ですが、紀子さまには、今回のルートではどれほどの人とお話できるか不明だったため、終始緊張されていたのかもしれません」(前出・皇室記者)

皇后さまは薄いラベンダー色のスーツと同色の帽子、愛子さまはボルドーで佳子さまは明るめの赤と、華やかなお召し物だった女性皇族のなかで、紀子さまはひときわ渋いカーキ色のスーツと帽子を着用されていた。

グリーンの差し色が印象的なコーデだった。(2025年10月、写真/JMPA)
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「紀子さまといえば、悠仁さまの成年式で、主催者と一目でわかるような白い大きなリボンで後頭部を飾られていたことが話題になりました。それ以来、単独でお出ましになる時も佳子さまと一緒にお出ましになる時も、黒いリボンのバレッタをつけられていて、リボンをトレードマークのようにされていました。

閉会式では独創的なヘッドドレスを披露。(2025年10月、写真/JMPA)
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それだけではなく、10月中旬の大阪・関西万博の閉会式では、鮮やかなエメラルドグリーンのワンピースに、波が幾重にも打ち寄せているような厚みのある大きなヘッドドレスをつけられていて、のびのびとご自身のお好きなファッションを楽しまれているご様子でした」(皇室ジャーナリスト)

ここ数年、紀子さまは“ガーリーファッション”を気に入られていて、2023年に行われたイギリスのチャールズ国王の戴冠式のレセプションでは、水色のレースでハイウェストのガーリーなデザインのドレスを披露された。さらに今年9月に「北海道結核予防会」の活動を視察するために札幌を訪問された際には、黒いショルダーバックに可愛らしい赤いイメージキャラクターのマスコットをつけるなど、年齢を重ねるごとに“可憐さ”に磨きがかかる一方だ。

戴冠式のレセプションで着用されたドレスを、悠仁さまの成年式に際して開催された夕食会でも着用されていた。(2025年9月、写真/時事通信)
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「ですから園遊会もてっきりガーリーな路線で臨まれると思っていました。ただ、実際には、女性皇族のなかでいちばん地味だったように思います。帽子には巨大なリボンも花もついていなくてすっきりしていましたしね。

渋い色合いだった紀子さま。(2025年10月、写真/JMPA)
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思い返せば春の園遊会でも、ほかの女性皇族たちがピンクや水色など華やかな着物に身を包まれる一方で、紀子さまは比較的おとなしめな色味と柄の着物をお召しになっていました。成年式は秋篠宮ご夫妻が主催でしたが、園遊会の主催者は両陛下ですから、皇后である雅子さまより目立つわけにいかないという配慮のもと、落ち着いた雰囲気のお召し物を選ばれたのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)

雅子さまは主催者らしく、明るいラベンダー色のスーツに同色の帽子を合わされていた。(2025年10月、写真/JMPA)
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紀子さまらしい可憐さは、場に合わせて発揮されるようだ。

帽子も装飾がなくシンプル。(2025年10月、写真/JMPA)
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弾けるような笑顔を見せられた一幕も。(2025年10月、写真/JMPA)
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ブローチがアクセント。(2025年10月、写真/JMPA)
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今回は紀子さまの前にも大勢の招待客が集まった。(2025年10月、写真/JMPA)
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今回は長男・悠仁さまの出席を見送られた。(2025年10月、写真/JMPA)
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春の園遊会でも落ち着いたお召し物を選ばれていた。(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
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成年式では後頭部に大きなリボンが。(2025年9月、写真/宮内庁の公式YouTubeチャンネルより)
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地方公務では控えめな黒いリボン。(2025年10月、写真/JMPA)
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リボンがひときわ存在感を放っていた。(2025年9月、写真/宮内庁の公式YouTubeより)
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佳子さまとの母娘公務にも積極的。(2025年10月、写真/JMPA)
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佳子さまとシルエットがそっくり。(2025年8月、写真/JMPA)
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母娘のリンクコーデを披露。(2025年8月、写真/JMPA)
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ベトナムへ向け出発される秋篠宮御夫妻
笑顔でご出発のお二人(2023年9月20日、Ph/小倉雄一郎)
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愛育会の人と交流。(2025年10月、写真/JMPA)
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香川県へご訪問。(2025年10月、写真/JMPA)
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おふたりの公務では華やかなスーツ。(2025年10月、写真/JMPA)
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秋篠宮家が勢揃い。(2025年9月、写真/JMPA)
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