骨盤美容家であり、女性の一番キレイを引き出すエクササイズが評判のピラティストレーナーのTOMOKOさん。

今回は太もも前部の筋肉である「大腿四頭筋」と「体幹」をしっかりと使って、ほっそりとした美脚に導くエクササイズを紹介。
* * *
Q:タイツを脱いだら太もものたるみにびっくり!
お風呂に入るときに鏡の前に立ったら、あまりにも太ももがたるんでいてびっくりしました。タイツの締め付けのおかげか、脚がこんなにもデブっていたとは全く気づいていませんでした。体重計に乗ってみるとやっぱり増えていて…。これから忘年会シーズン、もっと太ってしまうのではないかと不安に怯えています。即効性のあるエクササイズを教えてください!
H.Iさん(27歳)
A:2週間続ければ効果が出るストレッチがあります
タイツって思っている以上に締め付け感があり、さらにダーク系のカラーだから余計に脚が細くなった印象になりますよね(笑い)。ほっそりとした脚は女性らしさの象徴でもありますから、Iさんのように美脚に憧れる人は多いはずです。太ったと実感しているのであれば、なおのこと早急に対処する必要があります。
そこで今回ご紹介したいのが「サイストレッチ」。太ももの前の部分である「大腿四頭筋」を伸ばしながら鍛えることで、太もものたるみを撃退できるのです。大腿四頭筋は体の中でも大きい筋肉のひとつなので、基礎代謝を上げるのにとても効果的。一見、楽そうに見えますが、体の中心に一本線が通ったイメージを持ちながら真っすぐにすることで「体幹」も鍛えられ、より一層、脂肪の燃焼効果も上がるとともにお腹周りのだぶつきにも効果的なエクササイズです。
体を倒すときにお腹をへこますことが重要

膝立ちになるときに床が固いと膝を痛めるので、バスタオルやヨガマットなどを敷きましょう。このサイストレッチは両手と両脚を床と平行に真っすぐに伸ばし、体を後ろに倒すストレッチなのですが体が横から見たときに「Z」の形になるように心がけましょう。
膝立ちになったらお腹をひっこめ、息を吸って準備します。息を吐きながら後ろにゆっくりと倒し、息を吸いながら元の位置に戻ります。この呼吸がとても大事なので、意識してチャレンジしてくださいね。
ではまずは動画で全体の流れを見てみてください。
「サイストレッチ」のやり方をステップごとに解説

【1】両膝をつき腰幅に開いて、両手を肩の高さで前に出して息を吸って準備

【2】息を吐きながら、両手両足をキープして上体をゆっくりとななめ後ろに倒す

【3】息を吸いながら、【1】に戻る
【4】 【1】~【3】を10回行う
朝、出かける前に10回、夜のリラックスタイムに10回。朝晩、10回ずつ行うことが理想的です。朝晩が難しい場合は、夜の10回はがんばって続けていきましょう!
NG!上体が曲がらないように注意して


後ろへ倒れるときにお尻が下がったり(上写真)、手が上がってしまったり(下写真)しないように注意してください。「Z」の形のように両手脚は床と平行に伸ばし、体幹を意識しながら上体に一本、線が通っているかのように真っすぐに伸ばすように注意しましょう。
写真/手塚 優 動画/大嶽勇太
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監修:TOMOKO

ピラティストレーナー、女性起業家。食べて痩せるリバウンドしないダイエット指導や、姿勢や体質改善の見識の高さから、雑誌や書籍、冷えとりウエアの監修など多方面で活躍中。著書に『冷え、むくみ…原因は骨盤にあった!骨盤美容家・柳沢とも子の30秒「冷えとり」ダイエット』(All About Books)。公式HP:http://align.jp/alopila/ 公式ブログ:http://ameblo.jp/tomoko-align/