
昨年5月、メンバー揃って関口メンディーの卒業記者会見を開き、6月末日から6人体制として新たなスタートを切ったGENERATIONS。この1年、メンバーそれぞれのプロデュース楽曲を連続リリースしながら、新たな挑戦を繰り返してきた。12月17日には、その集大成ともいえるアルバム『6IX PIECE』(リズムゾーンrhythm zone)をリリースする。新体制になってからの率直な思いとは――!?
片寄涼太「12月にリリースするアルバムのタイトルは『6IX PIECE』。7人から6人になりましたけど、アルバムのタイトルで“6”という数字を強調するのって、本来は勇気がいることだと思うんです。でも、そこを含めてGENERATIONSらしいな…と。6人がピースとなっていまのGENERATIONSなんだ…ということをしっかり提示することができていると思います」
数原龍友「このタイトルは、全員で会議をして決めたんです。実は、アルバムは来年出そうか…という話もあったんです。でも曲数も結構あるし、今年1年の集大成となるアルバムとして年内にリリースすることにしました」
佐野玲於「いまの体制になってから関わってくれたクリエイターの方もたくさんいますし、アルバムには新曲も入ります」
白濱亜嵐「このアルバムは6人体制になってから約1年の締めくくり。同時に1つの通過点でもあります」
中務裕太「アルバムを通して、GENERATIONSにはジャンルって関係ないんだなって改めて思いました。ロックもできるし、ヒップホップやR&Bもできるし、J-POPもできる。幅広いジャンルをGENERATIONS色に染めることができるんですよね。今年1年の集大成としてのアルバムでもありますけど、ある意味、これまでのGENERATIONSの集大成ともいえる作品になっているんじゃないかなと思います」

片寄「新しい体制になってから出会ってくださったファンの方もいらっしゃると思うので、いまのぼくたちを1人でも多くの方に知って頂けたら」
小森隼「今年ツアーを回っていて、ファンの皆さんとの団結力が増した感じがしているんです。歌やダンスって点数がつくようなポイント勝負じゃないから、難しいんですよね。でも、今回のライブはファンの方からの評判がいいので、ちゃんと結果になって返ってきている感触があるんです。この評判を、来年以降、どう越えていこうかなと思っています」
数原「自分の中では、ドームを目標に掲げて走っています。有難いことにドームは立ったことがないステージではないので、何をしなければあのステージには立てないのかを知っている部分もあります。一方で、以前とは時代が変わっているので違う部分もありますけどね…。いろいろ大変なことがあっても、ぼくたちは皆さんが応援してくださっているからこそ、頑張り続けていることができていると思っています」
白濱「ぼくたちがデビューした頃ってダンス&ボーカルグループのボーイズグループってそんなにいなかったんです。でも、いつの間にかすごく増えているし、入れ替わりも激しい。そんな厳しい戦いの中で、13年近くグループとして活動できているのは有難いことだと思います。後輩グループも増えてきている中で、やっぱりGENERATIONSはカッコいいなと思ってもらえるような存在であり続けたいですね」
撮影/杉江拓哉(TRON)