
かつて“冬の時代”があったとも言われる、紀子さまと佳子さま。おふたりの間に、再び溝が生まれたと思われる事態が続いている。11月15日の「東京デフリンピック」の開会式では、秋篠宮さま、紀子さま、悠仁さまがダークトーンのお召し物でそろえられる一方、佳子さまは鮮やかな色のワンピースをお召しになり、佳子さまのお召し物だけが異彩を放つことに。また、それに先立つ関連イベントには紀子さまと佳子さまが別々の日にお出ましになり、母娘間の日程調整に違和感が残った。足並みの乱れが見受けられる紀子さまと佳子さま──。さらに紀子さまの周囲では別の問題も指摘されている。【前後編の後編】
国際派のイケメンを自らスカウト
紀子さまの周囲に存在する不協和音は、側近との間にも見受けられる。『週刊新潮』(2025年11月20日号)は、悠仁さまの成年式後に行われた昼食会の招待状の差出人が、秋篠宮家の最側近である吉田尚正皇嗣職大夫ではなかったことを取り上げ、吉田大夫は紀子さまから“疎まれている”と報じたのだ。
「2024年2月に就任した吉田大夫には紀子さまとの関係が“うまくいっていない”という話が以前より出ていました。さらに最近は退任の噂までありましたが、これで一気に現実味を帯びました。ただ、両陛下を支える宮内庁長官の退任が近いとされており、吉田大夫まで退任すると、警察庁OBが宮内庁幹部に居なくなってしまうという懸念があります。吉田大夫は壊れかけた秋篠宮家と警察庁のパイプをつなぎ直した実績もあり、複雑な心境でしょう」(宮内庁関係者)
2019年5月、秋篠宮家が皇嗣家となった直後に起きた“ある事件”が、秋篠宮家と警察庁との暗闘の始まりだったという。
「紀子さまの細やかな指示や熱心な指導に応えきれず、不興を買う職員は少なくありません。警察庁から出向した職員も例外ではなく、期待を持って送り出した若手のエースが通例よりも早く出向を終えることになったのです。当時、何らかのトラブルの存在が囁かれ、以降、警察庁は秋篠宮家へのキャリア官僚の出向を控えるようになってしまった」(警察庁関係者)

こうした関係性を憂い、秋篠宮家と警察庁の仲を修復するべく奔走したのが吉田大夫だった。
「吉田さんは、皇嗣職に自身と同じ東大少林寺拳法部出身のキャリア官僚をスカウト。目をつけたのは海外大使館勤務の経験もある40代前半の国際派イケメンでした。爽やかな所作が庁内でも評判の人物で、今年4月から加わっています。しかし、吉田さんのこうした献身も紀子さまには受け入れられることはなかった。
吉田さん以前の皇嗣職大夫はイエスマンで、そのため秋篠宮家と警備担当やメディアの間には、一部で機能不全が指摘されることもありました。そうした状況を改善しようとした吉田さんに、紀子さまは不信を募らせ、必要な情報を遮断し、遠ざけるようになったというのです」(前出・警察庁関係者)
娘や側近との間に吹く隙間風。それでも、紀子さまはますますご公務に励み、休むことのないお出ましを続ける方針だという。
「紀子さまは真面目で責任感も強いため、あちこちにお出ましになること、頑張りをお示しになることが、国民からの信頼につながるとお考えのようです。だからこそ、物事が思い通りに運ばないときほど、“もっと頑張らなくては”とお出ましを増やそうとされるのです。ただ、綻びが生じかけたときほど下準備に時間をかけて、お出ましの質を高めるという方法もあると思うのですが……」(前出・別の宮内庁関係者)
情熱を絶やすことのない紀子さまは、愛子さまがラオスから帰国される11月22日にも、悠仁さまとご一緒に伊豆大島を訪問される。
※女性セブン2025年12月4日号








