
狭き門であることは眞子さんも充分に理解しているだろう。しかし、憧れの職業への思いは簡単には断ち切れないようだ。ここ数か月、小室圭さん(34才)は、眞子さん(34才)の夢への再挑戦のために新たな動きを見せていた。夏の終わり頃から、コネチカット州の高級住宅街・グリニッジにあるアートスクールを頻繁に訪ね、眞子さんは子供同伴でアートクラスを受講しているようなのだ。【前後編の後編】
眞子さんは、渡米前から美術に強い関心を寄せてきた。その始まりは国際基督教大学(ICU)在学中で、美術・文化財研究を専攻し、学芸員の資格も取得している。
「渡米後も美術に対する思いは変わらず、“美術館で働くにはどうしたらいいか”とニューヨーク在住の日本人に相談していたこともあるそうです」(小室さん夫妻の知人)
渡米からわずか3か月後の2022年2月には、世界有数の美術館であるメトロポリタン美術館(以下、MET)所蔵の沖縄の画家・山田真山の作品に、実名で解説文も執筆している。
「その後も、眞子さんはMETの日本美術部門の責任者とともにニューヨーク市内のギャラリーなどの視察を行っていましたが 2023年になってからはそうした話はめっきり聞かれなくなりました。アメリカの一流美術館の学芸員になるには、高い語学力と世界トップレベルの美術知識が求められます。眞子さんの職探しは思うようにいかなかったのでしょう」(現地のアート関係者)
しかし、妊娠、出産を経て眞子さんに心境の変化が訪れたようだ。
「育児に励みながら“自分のキャリアも磨きたい”という思いが強くなったようです。将来的に“自立したい”“働くなら美術関係の仕事に携わりたい”と再認識し、圭さんもその思いを受け止めてくれた。
渡米後に彼女が感じたのは、いくら元皇族とはいえ、知識が伴っていない自分を迎え入れてくれる職場はなかなかないということ。人生の選択肢を増やすためにも、現在は必死に学び直しに励んでいるそうです」(前出・小室さん夫妻の知人)

環境が変わったことで、変化もあったようだ。
「これまで、眞子さんはアメリカで友達を作ろうとせず、“ひとりぼっち”の状態でした。でも最近はアートスクールで、彼女が志望する職に就く人と積極的にコミュニケーションを取り、頻繁に食事を楽しんだり、スクールでスタッフのお手伝いのようなこともしているそうです」(前出・小室さん夫妻の知人)
さらに眞子さんには、新たな夢もあるようだ。
「家族3人で出かけているのは、自分の夢を子供と一緒に追いたいという思いからでしょう。スクールには親子で参加できる美術のワークショップもあるので、いわば英才教育を施すことができる。ただ、ゼロ才児から通えるクラスはさすがになく、そこは特別待遇ということでしょうか」(前出・小室さん夫妻の知人)
遠くの地で新たな挑戦をする娘と初孫に、秋篠宮ご夫妻も心を寄せている。紀子さまは9月の誕生日文書で、《孫が少しずつ遠出できるようになり、旅行をすることに慣れてから、よいタイミングで日本を訪れてくれたらと思っています》と孫への思いを綴られた。
また、10月に滋賀県内の高齢者施設を訪問された際、秋篠宮さまは、入所者から眞子さんの出産についての感想を問われると「おじいさん、おばあさんになって当然の年齢ですが、なると不思議な気分がしますね」と話された。
一方で、眞子さんにも祖国に対する心境の変化が生まれているようだ。
「美術を学び直すなかで、日本美術の素晴らしさを広めたいという気持ちがより強くなっているそうです。帰国が叶う日も遠くないかもしれません」(前出・小室さん夫妻の知人)
誰よりも、秋篠宮ご夫妻がその日を待ちわびていることだろう。
※女性セブン2025年12月4日号




























