料理・レシピ

《腸活スープレシピ6つ》魚、肉、野菜…さまざまな食材とマッチする万能食材「キムチ」のスープで冬を乗り切ろう

「手羽と小松菜のキムチスープ」のレシピ

手羽は食べやすいスペアリブで。最初に炒ることでコクがアップ。

「手羽と小松菜のキムチスープ」
「手羽と小松菜のキムチスープ」
写真8枚

《作り方》(2人分)

【1】小松菜2株は3cm幅に切り、玉ねぎ1/4個は薄切りにする。

【2】鍋に酒大さじ2、酢小さじ1、鶏スペアリブ6本を入れて中火にかけ、炒る。

【3】水1と3/4カップ、鶏がらスープの素(顆粒)小さじ1/2、キムチ60g、玉ねぎを加え、煮立ったらアクを除く。ふたをして弱火で5分煮る。

【4】小松菜を茎、葉の順に加え、ふたをして2分ほど煮る。塩少量で味を調える。

《Point》

玉ねぎはオリゴ糖が豊富に含まれる。小松菜をたっぷり加えて食物繊維をプラスしつつ、鉄分やビタミンなども摂取。

「牛肉と大豆もやし、キムチのスープ」のレシピ

牛肉の味わい豊かなスープに。もやしのシャキシャキ感がアクセント。

「牛肉と大豆もやし、キムチのスープ」
「牛肉と大豆もやし、キムチのスープ」
写真8枚

《作り方》(2人分)

【1】にら1/5束は4~5cm幅に、牛切り落とし肉60gは2cm幅に切る。

【2】鍋にだし汁13/4カップ、大豆もやし100gを入れて中火で煮立て、ふたをして2~3分煮る。

【3】酒大さじ1、しょうゆ小さじ1、牛肉を加えてさっと煮たらアクを除く。にらを加えて火を通し、キムチ60gを加えて混ぜる。

《Point》

大豆もやしは普通のもやしに比べ、食物繊維をはじめとする栄養を多く含む。にらでさらに食物繊維を、牛肉でたんぱく質をプラス。

「ミニトマトと卵、キムチのこしょうスープ」のレシピ

キムチとトマトの酸味をふんわり卵がやさしく包み込む。

「ミニトマトと卵、キムチのこしょうスープ」
「ミニトマトと卵、キムチのこしょうスープ」
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《作り方》(2人分)

【1】ミニトマト3個は縦半分、えのきたけ大1/3パックは石づきを除いて3等分に切り、ほぐす。木綿豆腐100gは角切りにする。

【2】鍋にごま油大さじ1/3、えのきたけ、キムチ60gを順に入れてさっと炒める。水1と1/2カップ、酒大さじ1、鶏がらスープの素(顆粒)小さじ1/2を加えて煮立て、アクを除く。

【3】豆腐とトマトを加えて温め、しょうゆ・粗びき黒こしょう各少量で調味する。再び煮立ったら、溶き卵1個分を流し入れて火を通す。

《Point》

えのきたけとトマトで食物繊維をプラス。トマトにはβ-カロテンやビタミンCも含まれる。卵と豆腐でたんぱく質も摂取できる。

◆教えてくれたのは:料理研究家・栄養士・今泉久美さん

ショートカットの女性
料理研究家・栄養士の今泉久美さん
写真8枚

女子栄養大学栄養クリニック特別講師。雑誌や書籍、テレビ等の媒体で栄養バランスのいいレシピを提案。著書に『栄養士が食べている 作りおき献立』(文化出版局)など。

撮影/豊田朋子 取材・文/平井薫子

※女性セブン2025年12月25日・2026年1月1日号