『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(小林弘幸著・幻冬舎)を読んで、その理由がよくわかったわ。要は毎日、足腰を鍛えていなかったから。運動不足のせいで、知らず知らずのうちに太ももの筋肉量が減り、それが原因で高血圧になり、自律神経が乱れて安らかな睡眠ができなくなる。本を読んで何度も、「ガッテン、ガッテン、ガッテン!」と叫んだわよ。
順天堂大学病院の教授の著者もまた、50才過ぎたころから無気力になり、2階へ上がるだけで息が切れるし、腿が上がらないのでつまづきそうになったそう。それが階段の登り降りを繰り返しやっているうちに、体の動きがスムースになり、もっと効率よく運動ができないか調べ、たどり着いたのがスクワットなんだって。
スクワットが体にいいのは知っているし、忘れたころに思い出しては、上下、上下していたけど、けっこうきついし、何せ動きが地味。だから続かない。