材料一つ一つ妥協を許さない、唯一無二の味「カドヤ食堂」
もともとは大衆食堂として親しまれ、2001年にラーメン店としてスタート。麺は全国でも数軒しか扱いがない小麦『はるゆたか』の中心部分のみを使い、店内で製麺する。

「スープには名古屋コーチンとかごしま純粋黒豚に、全国から選りすぐった食材を合わせて使っています」(「カドヤ食堂」店長・東史人さん)
さっぱりとしながら奥行きのあるスープの調味には和歌山県と兵庫県の数種類のしょうゆを使用。大阪の中華そばの代表格だ。

『中華そば』(1450円)には、濃厚な味わいの発酵穂先メンマ、九条ねぎ、なると、淡路島沖の海苔をトッピング。旨みたっぷりのスープに中細麺がよく絡む、シンプルイズベストな一杯。


◆カドヤ食堂
住所:大阪市西区新町4-16-13

深夜めし
食い倒れの街・大阪では、最後の締めまで妥協は許すまじ。食べ尽くした後でも訪れたい、どこかホッと癒される2軒を。
高級店から“島流し”された食材たちの「第二章」が始まる「深夜食堂 しまながし」
西の高級歓楽街・北新地。赤提灯が灯るこの店は、近隣の高級料亭や焼肉店などで余った食材に新たな命を吹き込む場所。



フードロスを減らしながら、リーズナブルな価格で提供され一石二鳥。まさに天下の台所が育んだ、無駄を出さない「始末よし」のアイディアだ。その日の「島流し食材」のメニューは必見!


◆深夜食堂 しまながし
住所:大阪市北区堂島1-5-35 堂島レジャービル4F
食い倒れの締めにふさわしい“王者のおにぎり”「おにぎり竜」
最終ラウンドは、北新地にある『おにぎり竜』へ。元プロボクシング世界チャンピオンの山中竜也さんが握る、ここでしか食べられない唯一無二の逸品だ。

山形県産のつや姫を、山中さんは驚くほどふっくらとエアリーに、軽やかにキュッと3回だけ握る。食べた矢先からホロッと口の中でほどけ、粒立った米がしみじみおいしい。

具材は常時20種類以上。

◆おにぎり竜
住所:大阪市北区曾根崎新地1-1-16 103号室

撮影/深澤慎平、西 琢也、二村 海 デザイン/鹿島一寛 取材/廉屋友美乃 取材・文/岸 綾香
※女性セブン2026年2月19・26日号