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「セルフレジになったコンビニ」「銀行の窓口」「駅のホーム」…電子機器に任せて“生身の人間がいなくなっている”世の中にオバ記者が嘆き

セルフレジに困っているオバ記者(写真/イメージマート)
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 テクノロジーの発展とともに便利になっていくこの世界。その結果、人が担っていた業務が無人化されるケースも増えている。しかし、女性セブンの名物ライター“オバ記者”こと野原広子氏は、そんな状況に違和感を覚えることもあるという。オバ記者が“人がいない”今の世の中について綴る。

コンビニのセルフレジに対するイライラ

 ここ数年で、スーパーやコンビニがどこもかしこも支払い方法を変えたよね。セルフレジっていうの? あれを最初からすんなりできた人って、いったいどのくらいいるのよ⁉ 自分で商品のバーコードを小さなガラス面にかざして、最後にクレジットカードや現金、電子マネーでお金を払うって流れをちゃんとわかるまで、私は監視役(?)の人に何度頼ったことか。

 監視役がいないときは自分でなんとかしようとして失敗して、そのタイミングで現れた監視役に「ああ、もういいです。最初からやり直しましょう」と不機嫌にリセットされたり。そのたびに内心、「私はお客よ! お金を払うのになんでこんな目に遭うのよ」とチラッと思うわけよ。

 あと、支払いを終えたときに感情のこもってない電子音声で「ありがとうございました」と言われると、「うるさい! 客をバカにしくさって!」と喉まで出かかる。けど、「カスハラ」と言われたくないから私は言いません。

 で、ネットで調べたら、あのセルフレジって1台200万円もするんだってね。レジ打ちのパートさんの年収より安いから1年で元を取れるんだって。だからといって、客商売でいちばん大切な「気持ちのいいお支払い」をないがしろにしていいわけ?

 それからもうひとつ、セルフレジの前に立つたびに心配することがあるの。それは何かの加減で万引の疑惑をかけられたらどうしようということ。私の気のせいかもしれないけど、セルフレジを導入したコンビニって、レジに店員がいないことが頻繁にあるのよ。そんなときに購入済みの商品をバッグに突っ込んでいると、むむむ、これ、本当にセーフか?と、必要ないのに後ろめたい気持ちになったりする。ほんと不快。

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