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【相続で後悔しないための「家族会議」の開き方】相続人ではない“子の配偶者”の出席は揉め事のタネ 言い分を聞いて、心情を汲んでおくことでトラブル予防に

まずは「財産」と「使い方」を共有

 財産を渡す人が家族に声をかけたら、その人が進行役も担うのがベストだと、専門家は口を揃える。

 まず議題にすべきは「何が」「どこに」「いくら」あるのかを共有すること。

「見落としていた財産が相続後に出てきたら、遺産分割協議のやり直しや、相続税の申告漏れなどにつながりかねません。特にネット証券やネット銀行などはパスワードがある方がスムーズなので、財産の項目と一緒に書き残しておくこと。生前贈与や孫のための名義財産なども明らかにしておいてください」

 このとき、それぞれの財産について「生前に処分するつもり」「亡くなったら処分してほしい」などと決めておくことも忘れずに。

 負債の有無や前妻との子など、デリケートな話題もできるだけ早い段階ではっきりさせておこう。

「デリケートな話題こそ、会議の場で避けるべきではありません。相続時に初めて発覚すると感情的な反発を招きやすく、相続争いにつながりかねない。〝揉めてほしくないから、いま話しておく〟と前置きし、自分の言葉で伝えてほしい。

 ただし、“実は子供がもう1人いる”“誰にも教えていない遺産がある”といった内容は、全員の前で初めて明かすと大きな混乱が生じることもあるので、あらかじめ信頼できる人や第三者の専門家に伝えておき、段階的に共有するのもひとつの手です」(太田さん)

(第2回に続く)

※女性セブン2026年6月25日号

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