健康・医療

【衝撃リポート】グルコサミン摂取のリスクを米大学が指摘、「アルツハイマー病の進行を早める可能性」と発表 医師は「ひざ関節痛に効果なし」、安易な服用に警鐘

グルコサミンを摂っても意味がない

 では、認知機能が低下し、日常的にグルコサミンのサプリを摂っている人がのむのをやめれば脳の状態は元に戻るのか──内野さんは厳しい見解を示す。

「残念ながら脳の機能は非可逆性。一度失われた神経細胞が復活することはありません。しかし、服用を中止すれば、それ以上のリスクはなくなると思います」 

 長澤さんも同意見だ。

「材料供給を止めることで、過剰な糖鎖づくりの圧力は下がる可能性があります。物忘れが増えた人やMCIと診断された人、認知症と診断された人は主治医や薬剤師と相談して中止を検討するのが安全な対応です」

 そもそも、グルコサミンがひざ痛を軽減するという効果自体、医学的に不確実のようだ。

「正直なところグルコサミンを摂っても意味がない。ひざ痛に効果があるという論文はなく、日本整形外科学会は、変形性膝関節症などに対してグルコサミンの効果はないとはっきり否定している。ひざが痛くなる世代は脳に不安が出てくる世代でもあるので、安易な服用は注意が必要です」(内野さん・以下同)

 認知機能の低下リスクが懸念されるサプリメントは、グルコサミンだけではない。よかれと思って摂取しているものが、かえって脳を傷つけているケースがある。

「カルシウムのサプリには注意が必要。脳の病気がある人はカルシウムをサプリで摂りすぎると認知症リスクが上がるという論文があります。鉄分は過剰に摂取するとアミロイドβが作られて脳内などに沈着しやすくなり神経を傷め、認知症リスクを高めます」

 サプリにも薬同様に副作用があることを忘れてはならない。

※女性セブン2026年7月23日号

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