
梅雨が明け、今年もやってきた暑い夏。ひんやりとした天然のミストを浴びに「滝」へ出かけませんか? 滝の魅力を知り尽くした達人(日本秘境探訪家・佐竹 敦さんと、滝歴20年以上の滝ガール Subtle Flow代表・坂崎絢子さん)が、全国の絶景の滝を紹介。
- 「日本の滝100選」の名瀑を訪れる
- 袋田(ふくろだ)の滝/茨城県
- 白糸(しらいと)の滝/静岡県
- 真名井(まない)の滝/宮崎県
- 払沢(ほっさわ)の滝/東京都
- 龍頭(りゅうず)が滝/島根県
- 滝見の達人がイチオシする絶景の夏滝
- 元滝伏流水(もとたきふくりゅうすい)/秋田県
- 吐竜(どりゅう)の滝/山梨県
- 鍋ヶ滝/熊本県
- 阿弥陀ヶ滝/岐阜県
- 知る人ぞ知る「絶景」「珍景」未体験の滝見旅へ
- にこ淵/高知県
- 雷滝(かみなりだき)/長野県
- 玉簾(たますだれ)の滝/山形県
- 福貴野(ふきの)の滝/大分県
- 長野(ながのの)滝/鹿児島県
- みろくの滝/青森県
- 魅力あふれる名瀑・秘境の滝10
- アシリベツの滝/北海道
- 男鹿大滝 (おがおおたき/大瀑)/秋田県
- 達沢不動滝(たつさわふどうたき)/福島県
- 称名滝(しょうみょうだき)/富山県
- 龍門の滝/栃木県
- 夕日の滝/神奈川県
- 三本滝(さんぼんだき)/長野県
- シワガラの滝/兵庫県
- 雨滝(あめだき)/鳥取県
- 壇鏡(だんぎょう)の滝/島根県
「日本の滝100選」の名瀑を訪れる
豊かな水に恵まれた日本には、約5000もの滝があると想定されている。どこに行くか迷ったら、まずは「日本の滝100選」へ。
「滝は、落差・水量・季節・時間帯などによって印象が変わるので、訪れるたびに違った表情を見せてくれます」
と、滝ガールの坂崎絢子さん。夏は滝巡りにおすすめの季節だという。
「滝は“天然のクーラー”とも呼ばれ、水が流れ落ちる際、周囲の熱を奪って空気を冷やします。暑い夏でも滝の近くは涼しいですよ」(坂崎さん)
なるべく滝に近づいて水勢や音を感じ、触れるのが観賞のポイントだと言うのは、日本秘境探訪家の佐竹敦さんだ。
「滝の真下まで行くと、水が空から流れ落ちてくるような感じで、迫力が違う。心が洗い流され、悩みもちっぽけだと感じられます」(佐竹さん)
滝つぼに入れる場所もあるので、サンダルや長靴などを準備していくのがおすすめ。
袋田(ふくろだ)の滝/茨城県
「日本三名瀑」「日本の滝100選※」のひとつ。四段の岩から水が流れ落ちるので別名「四度の滝」とも呼ばれる。「圧倒的なスケール! 観瀑台があり、滝を間近に眺められます」(坂崎さん)※利用料大人500円。
住所:茨城県久慈郡大子町袋田
(※)1990年に環境庁(現・環境省)と林野庁が後援し、日本全国から一般公募した34万1292通、527滝の中から選ばれた100か所の名瀑。
白糸(しらいと)の滝/静岡県

「溶岩の断層から富士山の雪解け水が湧き出て落ちてくる『潜流瀑』という種類の滝。高さ約20m×幅約150mの湾曲した絶壁から白糸を引くように流れ落ちる様は、天然の芸術品!」(坂崎さん)。富士山を望めることも。
住所:静岡県富士宮市上井出273-1
真名井(まない)の滝/宮崎県

「五ヶ瀬川が阿蘇溶岩を浸食して生まれたV字形の渓谷・高千穂峡に流れ落ちる滝。遊歩道からも観賞できますが、ボート(30分4100円~。要予約)から見上げる滝は迫力満点」(坂崎さん)
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
払沢(ほっさわ)の滝/東京都

落差約60m、4段になって流れ落ちる滝。「東京唯一の『日本の滝100選』。新宿から車で約90分とアクセスもよく気軽に滝見したい人におすすめ。滝の近くまで行けます」(坂崎さん)
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿5545
龍頭(りゅうず)が滝/島根県

中国地方随一の名瀑。「落差約40mの滝の裏側には、『滝観音』が祀られている岩窟があり、滝の裏側から、水のカーテンのような水流を眺められます」(坂崎さん)
住所:島根県雲南市掛合町松笠