
7月28日に起きた熊本地震、8月13日からの千葉豪雨など日常が一変する自然災害。いざというときに命を守り、災害発生後の生活を少しでも安心、安全に過ごすために必要な準備をしておこう。
この人に聞きました!

合同会社ソナエルワークス 備え・防災アドバイザー 高荷智也さん
災害危機管理アドバイザー 和田隆昌さん
危機管理アドバイザー 国崎信江さん
防災アドバイザー・ファイナンシャルプランナー 岡部梨恵子さん
ライフラインはスマホ。充電が切れない対策を
自然災害は、いつ、どこで起こるか、誰にもわからない。だからこそ常に備えておくことが重要だ。いざというときになるべく身軽に動けるよう、自分と家族の命を守る最低限のアイテムを知っておきたい。
備え・防災アドバイザーの高荷智也さんは「私が常に持ち歩くのは小型のLEDライトとホイッスル、小さな雨具の3点」だと言う。
「暗闇でも動けて、万が一身動きがとれない状態になったときに助けを呼べるように、そして体を冷やさないために必須だと思います。もうひとつ加えるならモバイルバッテリーですね」(高荷さん)。
災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんも口を揃える。
「被災時は情報収集や家族と連絡がとれるかどうかが非常に重要。2~3回充電できるモバイルバッテリーをバッグに入れておくと安心です。さらに水、簡易食、救急セットがあればより安全なところに移動するのに役立ちます」。
軽量化され、よりコンパクトになるなど、高性能に進化した防災グッズの準備をいますぐ始めよう。
シーン1:自宅やバッグに常に備えておきたい必須アイテム
【LEDライト】強く、長寿命な明かりをどこにでも

「昔の懐中電灯と違ってLEDの光はしっかりした明るさがあって、長持ちします。防災ライトはLEDがおすすめです」(岡部さん)。ヘッドライトやネックライトなら両手が空いて移動時やトイレなども安全。
【モバイルバッテリー】大容量タイプで安心

2本のケーブルつき、4台同時充電も可能。「1万mAh以上で2~3回は充電できるものを選んで」(岡部さん)。
【防災用ホイッスル】周囲に自分の居場所を知らせる
「エレベーターや倒壊した建物に閉じ込められたときの必須アイテム。声を出すよりも周囲に音が伝わります」(高荷さん)。小さくて軽いのでキーホルダーのようにバッグにつけておくのも◎。

【アルミシート】防寒にも目隠しとしても
「アルミシートは保温・保湿性が高く、コンパクトになるので防災セットには家族分を入れておくといいですね」(高荷さん)、「体を隠せてシート代わりにも」(岡部さん)。

防災リュックにマスト!
家族で揃えて定期的な見直しを!
・軍手
・ヘルメット
・長靴、スリッパ
・雨具
・ビニール袋
・黒いポリ袋
・衛生用品
・ビニール手袋
・救急セット(絆創膏、止血ガーゼなど)
・現金
・水
・食料品
買い物、仕事、お出かけ、どんなときでもバッグに入れて

「公衆電話は災害時に通信規制の対象になりにくく、一般の電話よりつながりやすい。スマホが使えないときに備えて、家族や親戚など10人くらいの電話番号をメモしておくと安心です」(岡部さん)
CHECK!
・モバイルバッテリー&充電コード
・防災用ホイッスル
・雨具
・救急セット