【シニア世代を代表するファッショニスタ】柏木由紀子さんが語る今を楽しむ秘訣「好きなことをどんどんやるのがいまの私の生き方。自分で自分を楽しませることがすごく大事」

「おしゃれや洋服は自分自身を解放し、元気にしてくれます。毎日を機嫌よく過ごすために欠かせません」。そう話すのは俳優の柏木由紀子さん(78)。SNSで披露するファッションが大好評で幅広い世代の女性から憧れを集める彼女は、「昔から洋服が好きで、いまも自分が着たい服を着て気分をアゲています」と語る。
「物をなかなか捨てられないので、20年前のレザーやジャケットを手入れしながら大切に着ています。昔の服といまのファストファッションの服を組み合わせるのも好き。
若い頃は黒やグレーが好みだったけど、いまは明るい色の服を着ると元気になります。世間体を気にせず、心から自由に、自然体でおしゃれを楽しんでいます」(柏木さん・以下同)
1985年に夫の坂本九さん(享年43)を飛行機事故で亡くしたのち、幼かった娘2人を育て上げた。忙しい日々にようやく区切りがつき、精神的にも余裕が出てきたと打ち明ける。

「40〜50代はやらなきゃいけないことが多かったけど、娘が大きくなったいまは解放的になり、一日一日を楽しもうという感じです。これまで張っていた肩の力が抜けて、“もう着たい服を着ればいいんだ”という気持ちになった。ファッションに限らず、好きなことをどんどんやるのがいまの私の生き方で、自分で自分を楽しませることがすごく大事だと思っています」
バッグやスニーカーのメーカーとコラボするなど、傘寿を前に新たな挑戦を続ける柏木さんは世の女性たちにこうエールを送る。
「年齢はあまり気にせず、“年だから”という一言を口にするのを一度やめて、少しずつでいいから興味があることにチャレンジしてほしい。“年を取っているのに恥ずかしい”と思う人もいるかもしれないけど、人の目など気にせず、一日一日を楽しく過ごさないともったいない。私もこの先、まだまだ自分がやりたいことをやって、着たい服を着ていきたいと思っています」
【プロフィール】柏木由紀子/1964年、映画『明日の夢があふれている』でデビュー。現在、シニア世代を代表するファッショニスタとして人気を博す。MICHINO PARISとの数量限定のコラボバッグが発売中。
※女性セブン2026年11月12・19日号