夏を目指してボディメイクをするのなら、効率よく正しい方法で進めたいところ。
そこで、ヨガインストラクターで、「GapFit(ギャップフィット)」のアンバサダーとしても活躍する片野瑛子さんが、ボディメイクに役立つ”パワーエクサ”を指南。
今回、教えてもらったのは、美腹筋、美脚、美尻をこれひとつで叶えてしまう「ニー・トゥー・ベリー」。大きな筋肉をしっかり使うので、代謝アップにも効果が期待できるとか。日々、時間に終われる忙し女子こそ、実践を。
”アブクラックス(縦筋)”がくっきりした美腹筋。手に入れるには、腹直筋と腹斜筋を鍛えよう
ベラ・ハディッドやテイラー・ヒルなど、女性トレーナーも憧れる”ヴィクシー・エンジェルズ”をはじめ、引き締まったボディを誇るスーパーモデルたちは、腹筋に”アブクラックス(縦筋)”があるのが今どき。
「アブクラックスは、お腹の真ん中にある筋肉『腹直筋(ふくちょくきん)』を2枚に分ける溝が浮き上がって現れる線。きれいに縦筋がある腹筋を求めるのなら、この腹直筋を鍛える必要があります」(片野瑛子さん。以下、「」同)
さらに、脇腹を斜めに走る「腹斜筋(ふくしゃきん)」を鍛えて、くびれのラインを整えると、より美しい腹筋になるのだとか。
「ニー・トゥー・ベリー」のボディメイク効果は?
今回、片野さんに教えてもらった「ニー・トゥー・ベリー」は、ヨガの「ダウンドック」のポーズから脚を振り上げて、「プランク」の態勢に入り、右ひじ、両脚の間、左ひじにひざを付ける。
このように複合的な動きをすることで、お腹の腹直筋と腹斜筋のほか、お尻の大部分を占める「大臀筋(だいでんきん)」や太ももの裏側にある「ハムストリングス」、骨盤から下腹部周りの「腸腰筋(ちょうようきん)」も鍛えることに。
だから、美腹筋、美脚、美尻をこれひとつで実現できるというワケ。
【「ニー・トゥー・ベリー」で鍛えられる部位】
□ お腹の正面の「腹斜筋」と側面の「腹直筋」
□ 骨盤から下腹部周りの「腸腰筋」
□ お尻の大部分を占める「大臀筋」
□ 太ももの裏側にある「ハムストリングス」
全夏前に全身を引き締めたい人は、次のページでやり方を学んで、さっそくチャレンジを!