ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、朝の『スチームON顔』習慣をレコメンド。
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4年前、蒸しタオルを使って「温める」「拭く」「流す」ことでお風呂上がりのようにメイクのりがよくなる、『スチームON顔(おんがん)』という洗顔法を考えました。洗顔フォームを使わなくてもさっぱりして、次に使うスキンケアの浸透もよくなるので、久しぶりにやり方をおさらいしましょう!
まず、蒸しタオルを作ります。大きさは顔がすっぽり覆える、ハンドタオルサイズがおすすめ。半分に折ったらロール状に巻き、中心に45~50℃のお湯を注いで絞れば、簡単にホカホカの蒸しタオルが作れます。これを顔にのせたら、手で押さえるように顔全体を「温め」ます。タオルが冷えたらもう一度お湯をかけて蒸しタオルを作り、温めます。2度温めるってところが、ポイント。1度だと「気持ちいい!」だけど2度だとスッキリして、肌が緩むので、必ず2度!
スキンケア効果も倍増!
肌が柔らかくなったら、目や口、小鼻のまわりなどをやさしく「拭き」ます。気持ちいいからついゴシゴシ拭きたくなるけど、ゴシゴシ拭いていいのはオジサマだけ! 私たち柔肌の婦人はやさしくね。
その後、血流やリンパを「流す」ように耳まわりのツボを刺激。耳のまわりにはフェイスラインをスッキリさせたり、三半規管を整えたりするツボがたくさんあるんですよ。最後に手のひらにタオルを取って、オジサマがおしぼりを使う要領で、首を拭きつつ流します。肌がまだ温かく湿っているうちにスキンケアをすると、効果が倍増します。
大人になると、朝スッキリ起きられない…。でも『スチームON顔』すると、スイッチを入れたようにパッと元気に目が覚めるの。忙しい朝でも続けられるよう考えたので、未体験のかたは試してみて!
フワフワ肉厚で気持ちよさが加速するタオル
両面が使い分けられる、肌触りのいい今治タオル。「温める」はガーゼ面「拭く」「流す」はパイル面で。ガーゼ面にはスクワランが練りこまれている。KOBAKO スチーム洗顔タオル 1944円/貝印 電話:0120-016-410
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山本浩未(やまもとひろみ)
ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『同窓会で二番目にキレイになるには…』(小学館)も好評。