ビーガン食、グルテンフリー、アシュタンガヨガ、ピラティスを実践し、マイリー・サイラスは2か月で約15kg減。
でも、このマイリーのダイエット法、誰でも実践できるもの??
1週間だけマイリーのダイエット法を試してみた!
女性向けウェブメディア『POPSUGER(ポップシュガー)』のジェン・アロンジ・ハム(JEN ALOISI HAM)と、ニュース紙『The Insider(インサイダー)』のローレン・シュマッカー(Lauren Schumacker)が、マイリーのダイエット法に1週間チャレンジ。その感想を両紙で綴っている。
運動面では2人ともヨガの経験度が高かったせいか、極めて肯定的な反応に。ヨガインストラクターでもあるハム(写真)は、「自分の体を受容する感覚が生まれたし、運動のメンタル面への効用を重視するようになった」と語っている。
ヨガ歴が長いシュマッカーも、「相互作用があるいい組み合わせ。いつになく穏やかな気分で過ごせたし、日常生活での動き方にもプラスの影響があった」と、べた褒めだった。
一方、ビーガン食には2人とも苦労をしている。特にシュマッカーは、日々、空腹感に悩まされていたよう。ただし、彼女は3日間、同じスープを食べ続けているので、これは料理スキルのせいしれない。
ビーガン食サイトで見つけて、「満腹感ばっちり!」とお気に入りになった「ブルーベリー・アーモンドミルク・バター・スムージー」(写真)も2回、登場していた。
また、シュマッカーは、外食時に”食べてもいいもの”と”食べちゃいけないもの”を選り分ける困難についても触れている。こちらは誰しもが経験しそうだ。
ハムによると、ビーガン食は普通よりもお金がかかるのが難点とか。彼女はチャレンジ途中で、肉が食べたくてたまらなくなったものの、「より添加物や体の反応に対して繊細に感知できるようになった。折に触れてビーガン食もいいかも」と、最終的にはマイリーの食事にポジティブなコメントを残している。
専門家が警鐘。ビーガン食での栄養不足に注意を
マイリーがビーガンに転じたことを報じた記事のいくつかでは、この食事法を行うには注意が必要とも述べている。
『INSIDER』の記事でも管理栄養士が、「グルテンフリーとヴィーガン、同時にはじめるのなら、ナッツや豆腐、テンペ、豆類、そのほか穀類や野菜、油など、ヴァラエティー豊かな食材を食事に取り入れるべき」とシュマッカーにアドバイス。
同記事の管理栄養士は、植物性食品だけでの食生活では、「ビタミンB12」や「オメガ3」といった栄養素が不足しやすい点についても指摘している。また、グルテンフリー食品は、多くの場合、そうではない食品よりも加工の度合いが高くなる傾向にあるそう。
運動面はさておき、マイリーの食事法を試したい人は、こうした点をよく踏まえた上で実践するのがよさそうだ。
【関連する記事をチェック!】
●驚異の約36kg減!ジェニファー・ハドソンの【激痩せダイエット法】
●約27kg減でリバウンドなし!ジェシカ・シンプソンの【ダイエット法】
●秘訣はピラティス!ケイト・ハドソンの【痩せる運動】A to Z
●姿勢美人を叶える【美痩せヨガ】でほっそり下半身にも
●食べて便秘を改善!【痩せる食べ方Q&A】腸内環境を整える食べものは?