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ヨガライフアドバイザー・渋木さやかさん&ダイエット美容家・本島彩帆里さんのレッスンを【体験レポ】

オーガニックビューティーブランド「F organics(エッフェオーガニック)」とファッションブランド「emmi(エミ)」が、2018年7月7日(土)に東京・麹町のマッシュホールディングス本社にてイベントを開催した。

椅子に座って話す女性4人と、床に座り話を聞く招待客たち
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この「F organics×emmi presents(エッフェオーガニック エミプレゼンツ) Beauty Event(ビューティーイベント)」では、ヨガライフアドバイザーの渋木さやかさんとダイエット美容家の本島彩帆里さんを講師に、上半身、下半身の2部に分けてレッスンを実施。

『もんでヤセない身体はない』(KADOKAWA)などを出版している本島さんが考案した“しぼり棒”を使った内容ということで、最近リンパマッサージを勉強中の編集Oが上半身クラスを体験してきた。

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ヨガで背骨、肩甲骨周りをしっかりほぐす

組んだ腕を頭上にあげ、ストレッチをする女性たち
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“しぼり棒”を使って、もんで流す前に、体をほぐしてからの方がより効果的ということで、前半は渋木さんによるヨガレッスンのパート。

「上半身のバランスをとるのは背骨だといわれています。なので今日は背骨にできうる動きをすべてやっていきます。背骨は体の中心を通っていて、健康をつかさどっています」と渋木さん。

肩甲骨をほぐすポーズを行う女性たち
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合わせた手を左右に開いて肩を後ろへ回すように動かし、「肩甲骨でグレープフルーツを潰すようなイメージで」という渋木さんの言葉を受けて、ぎゅっと肩甲骨を寄せてから、後ろを通るように腕を動かしてから力を抜くと、肩周りがスッキリ! これを何度か繰り返すうちに、肩周りの動きがスムーズになってきた。

「肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞という痩せる細胞がたくさんあります。ここを動かすと代謝が上がるので、ダイエットに効果的です」(渋木さん)

四つん這いでヨガをする生徒の間を歩く先生
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そのあとは「ねじりのポーズ」で腰から首までを大きくひねったり、四つん這いで背中を丸めたり反らしたりする「キャット&カウのポーズ」で細かく背骨を動かしたり…。背骨の柔軟性がアップしただけでなく、肩が開いたような感覚で、日頃いかに巻き肩で過ごしてしまっているのかを実感した。

そのほか、正座の状態で頭頂部を床につけてバランスをとる「ウサギのポーズ」や足と手を床につけ、お尻を上げる「ダウンドッグのポーズ」、親指の付け根にある母指球(ぼしきゅう)に重心をかける立ちのポーズなどを行って、40分ほどでヨガパートは終了。

渋木さんによると、「背骨に対してできる動き、立つこと、逆さになること、捻ること、側屈、前屈、後屈の6つを行って、背骨に溜まっている老廃物を流しました」とのこと。

上半身メインのポーズだったけれど、終わったあとには、凝り固まっていた体全体に血液が巡り始めて少し体温が上がった気がした。

“しぼり棒”でむくみを流す!

“しぼり棒”で頭皮を刺激する女性たち
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本島さんのパートは、まず頭のマッサージから。“しぼり棒”のボコボコの面を平らに当てて、頭皮に刺激を与えていく。

「頭のてっぺんには百会というツボがあるんです。体の100の経路が出合う、万能なツボといわれていて、自律神経が乱れやすくなっているとき、緊張しているときや不安を感じるときに効果的。頭皮が柔らかいとか硬いとか、どこが気持ちいいかなど、今の自分の素直な感覚を感じてみてください」と本島さん。

自分の頭に神経を集中して触ることもあまりないので、不思議な感覚。痛気持ちいいくらいの強さで続けると、頭皮が柔らかくなってきたような気が…。

続く、首・肩周りのマッサージでは、まず“しぼり棒”の滑りをよくするため、お土産として用意されていた「F organics」の「ボディリファイニングオイル ミニ」を使う。オイルはジンジャーやウッド系のスパイシーな香りで、とても心地よい! 首回りに伸ばしてみると、さらっとしてベタつかない使用感。これは夏のセルフケアにぴったりかも。

「好きな香りというのは、実はその人に合っている香り。好きな香りを嗅ぐことによって、自律神経の乱れを整える効果もあるんです。だから、自分の好きな香りに敏感になることが大事。特に私のお気に入りはフランキンセンス。あとは、レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系、『F organics』の『ボディリファイニングオイル』(5400円)に使われているサンダルウッドの香りも好きですね」(本島さん、以下「」同)

“しぼり棒”が付録についている書籍
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“しぼり棒”は、枝分かれした先端の形や側面の左右の厚みが異なっていて、当てる場所によって強度が変わる。体のパーツによって使い分けるのはもちろん、自分の状態に合わせてマッサージができるようになっている。

その一番細い部分を耳の後ろあたりのへこんだ部分にあてて、少し力を入れると痛気持ちいい! そこから首筋を通って肩の方へ移動させていく。ゴリゴリと抵抗があった肩周りも、グイグイと刺激していくうちに、スムーズに“しぼり棒”を動かすことができるようになった。

「これがリンパのつまりが改善したということか!」と実感しながら、さらに鎖骨周りもほぐしていく。

“しぼり棒”で肩をマッサージする本島彩帆里さん
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「鎖骨は体の下水管のような役割をしてくれます。細胞から出るゴミ(老廃物)を静脈で回収し、回収しきれなかったものがリンパ管に流れます。リンパ節で浄化されながら最終地点の鎖骨に流れていきます。なので、普段のスキンケアの延長で、鎖骨の内側から外側に向かって流す習慣をつけるといいと思います」

首や肩のマッサージは、上から下の順で刺激して、最終的に鎖骨付近のリンパ節へ向かって流していく。やり終わったときには、普段から気になっていた肩コリも楽になったので、一石二鳥でうれしい! 鎖骨〜デコルテ周りが凝り固まると肩が内側に入りやすいので、これは姿勢が気になる人にもオススメとか。

レッスンでは本島さんが当てるポイントをわかりやすく教えてくれたけれど、家では、自分が気持ちいいと思うところを刺激するイメージで行うとよさそう。

“しぼり棒”で二の腕をマッサージする本島彩帆里さん
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腕のマッサージは二股に分かれた部分を使い、腕の肉を掴むようにひじから脇に向かってグイグイと押し流す。このとき、肌に対して45度の角度で“しぼり棒”を当てるのがポイントなのだとか。また、流れづらいひじ裏は重点的に。

「私もアザができやすかったんですが、それも体からのサインなんです。例えば、毛細血管が弱いとか体が冷えているとか。そういう人は、なんでそうなってしまうかの原因を分解して考えるのが大事です。そういう考え方ができると、根本的なケアもわかってきます」(本島さん、以下「」同)

本島さん自身も原因が食生活にあると気づいたことで、アザや肌質の改善をすることができたのだそう。例えば、「食事制限やカロリー計算もしていないけれど、その代わり、原材料を確認するなど、質にこだわりを。例えば、牛丼を食べるにしても、そのままではなくとろろや卵をプラスしたり、サラダをつけたり、味噌汁を豚汁に変えることなどで、栄養をプラスすることができます」とのこと。そういったひと工夫をすることで、血流のいい、巡りやすい体作りをすることができるのだとか。

そして、「常態ケアと根本的なケアを両立することが大事です」と美痩せのヒントを教えてくれた。

“しぼり棒”で尻をマッサージする本島彩帆里さんと生徒たち
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続いて腰回りとお腹のマッサージも行ったけれど、“しぼり棒”は握りやすく力を入れやすいサイズ感なので、約30分のプロフラムを疲れることなくこなすことができた。これなら家でテレビを見ながらでも続けられそう。

残り数分あるということで、本島さんが最後にセルフフェイシャルマッサージを伝授してくれた。

「頬骨には肉がつきやすく、凝り固まるんです。そうすると、ほっぺたが大きくなって下がってきます。これを解消すると、頬が上がってそれだけで若々しく見えるんです!」

“しぼり棒”でフェイスマッサージする本島彩帆里さんと生徒たち
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“しぼり棒”の一番細い部分を頬骨の下に当てて、30秒ほど小刻みに動かしたあと、グッと上に持ち上げる。「痛い〜!」と思ったけれど、それだけ顔の肉がこり固まっているはず…ということで、ちょっと我慢。

頬骨周りをほぐすことで、ほうれい線の出方や影の当たり方が変わるのだそう。本島さんは「もう全然顔が違う!」と、会場を見回して興奮。

時間にしたらほんの数分なのに、終わったときには顔がポカポカに。しかも即効性があるというから、ここぞというときにやりたい!

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毎日やる方がいいとわかっているけれど、手間がかかるし、腕も疲れるし…で、なかなか続かないセルフマッサージ。でも、“しぼり棒”を使うと本当に疲れないからびっくり。ちなみに本島さんは、お風呂上がりの体が温まっているときにマッサージを行うことが多いんだとか。

「日常のケアとしてマッサージを取り入れることで、今日は調子がいいとか悪いとか、体の変化にも敏感になるんです。ちなみに、むくみが気になるときは、マグネシウムたっぷりの『沖縄の海塩 ぬちまーす』をオイルに混ぜて使うと、水分が抜けるのが早くなるのでオススメですよ」

さらに、寝る前のストレッチは毎日続けているという。ヨガのポーズをとったり、ストレッチポールでゴロゴロしたり、その時の自分が必要としているものを2、3分ほどというから、これなら無理なくマネできそう。

椅子に腰かける本島彩帆里さん
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さらに、イベント終了後に本島さんに、普段の習慣関するお話を聞いた。

「20kg痩せた当時は、テレビを見ながらマッサージ、歯磨きをしながら筋トレをするなど、日常の習慣に関連づけてボディケアを行っていました。最近は、筋肉のことを学びたくて、週1回ほどパーソナルトレーニングにも通っています。自分だけでは鍛えにくい、お尻と背中を中心に。このパーツを正しく鍛えるには姿勢が重要になってくるので、トレーナーさんのチェックを受けながらできるのがいいですね」と教えてくれた。

食事においては、発酵食品を積極的に摂ったり、水溶性の食物繊維を多く摂って便を柔らかくするようにしてている他、マッサージも行い体の外と中から腸活を行っているのだとか。また、本島さんがブログで紹介していた「アートゥルウォーター」についても聞いてみた。

「専用の蒸留器を使って、食べ物の香りだけを水に移すもの。うがい用にペパーミントの香りをつけたり、ちょっと傷んだフルーツや賞味期限切れのハーブティーを活用したりしています。またチョコレートやコーラなど、ダイエット中は控えたいものの香りも蒸留して水に移すことができるんです。香りのするただの水なので、甘いものが恋しいときにも活躍してくれますよ」

“しぼり棒”をもちポーズを決める本島彩帆里さん
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この日使った“しぼり棒”は、私自身、自宅でもテレビを見ながらや仕事の合間など、ふとした瞬間に手にとりマッサージを続けることができているので、私のようなずぼら派はぜひ手にとってみて。

写真/小山志麻

【データ】
「F organics×emmi presents(エッフェオーガニック エミプレゼンツ) Beauty Event(ビューティーイベント)」
開催日 :2018/07/07(土)
開催場所:マッシュホールディングス本社
http://www.emmi.jp/

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