好感度抜群の笑顔の作り方｜顔ヨガ「V字上げ」2種でトレーニング

誰かと会うとき、魅力的な笑顔はマストアイテム！　整形並みの小顔＆若顔を作ると評判の顔ヨガ講師・間々田佳子さんに、誰もが美しい笑顔になる「V字上げ」のエクササイズを教わった。

「好感度の高い笑顔は、相手の心を開き、癒し、ハッピーにさせます。ポイントは、笑うときの筋肉の使い方。筋肉の動きを、ちょっと変えるだけで、頬と口角が上がりやすくなり、自信の持てる笑顔になります。正しく美しい笑顔ができるようになれば、顔全体もキュッと引き締まり、フェイスラインまでシャープに」（間々田さん・以下同）

よく笑っているのに、頬に弾力がない、頬が垂れている、ほうれい線やマリオネットラインがくっきり。こんなタイプの人は、間違った筋肉の使い方をしている可能性があるという。

「笑顔を作るときに多いのが、口角を“イー” と横に引いてしまうクセのある人。あごに力が入るため、口角が上がりにくい。また、あごに力が入るわりに、頬には力が入らない。そのため、頬の肉が落ち、マリオネットラインが出やすいのです」

50代でマリオネットラインが消えた人も

間々田さんの生徒には、こんな人がいたという。

「50代になり、お父さまと同じような、ブルドックの頬になってしまったんです。彼女は常に口角を引き上げる笑顔を続けていました。そんなときV字上げを始めて、チャーミングな笑顔とともに、頬が上がり小顔もゲット。お悩みのマリオネットラインは消え、50代で初めて、シャープなフェイスラインを手に入れたのです。今では、“年を重ねるほど素敵な顔になれる！” と、毎日、V字上げに励んでいます」

間々田さんが紹介する、好感度抜群の笑顔を作るV字上げは、「フェイスラインのV字上げ」と「スマイルサポート」の2つ。いずれも、たった30秒でできる簡単エクササイズだ。

「フェイスラインのV字上げ」のやり方

【1】口まわり（マリオネットラインのまわり）を、指で、くるくるとほぐして、筋肉を緩める。

【2】あご先から、耳の前まで、V字を描くように、持ち上げる。

【3】V字を顔に覚えさせて、5秒キープ！

【4】手を離しても、顔はそのまま、V字キープ！

「くるくるマッサージは、無駄な力が入っていないことが前提です。力が入っている状態で行っても、筋肉は緩んでくれません。笑顔を作りやすくするためには、あごは緩めたまま、口角から、頬からこめかみにかけての筋肉（大頬骨筋）までを、グィーッと思いっきり引き上げる。引き上がった感覚を、筋肉に形状記憶させましょう。

引き上げたとき、目を細めてしまいがちですが、目はしっかり見開く。目を開くと、目の下にある、頬と連動する筋肉が、動かしやすくなります。目の下も、ふっくらと盛り上がり、若々しい笑顔に」

「スマイルサポート」のやり方

【1】人さし指で、あご先から、口角まで、V字に引き上げる。

【2】人さし指で、口角を持ち上げて、上の歯8本を見せて笑い、あごの力を抜く。

【3】手を離して、口角を上げたまま、5秒キープ！

「口角を引き上げる筋肉（口角挙筋）を、使おうと意識すれば、今まで以上に、口角が上がっていることを実感できます。指で口角の先をしっかり引き上げて、眠っていた口角挙筋を目覚めさせましょう。

笑うときに、口角を横に引くクセのある人は、横に引っ張らないように注意。あごを抜いたまま口角を真上に引き上げることがポイントです。口の形が、V字になっていれば正解です」

いずれのポーズも、筋肉が最も硬くなっている朝に行うのがベスト。ますば、筋肉をゆるめて笑顔の土台を作る「フェイスラインのV字上げ」を行い、仕上げに「スマイルサポート」を！　朝行えば、筋肉の緊張がほぐれて、1日中、口角を引き上げやすくなる。

顔ヨガ講師：間々田佳子さん

テレビで芸能人の顔をあっという間に若顔に変えて話題に。著書の累計部数が55万部突破。最新ポーズを含む31種類の顔ヨガポーズを収録した、間々田佳子監修の『日めくり　まいにち、顔ヨガ！　』は6万部の大ヒット。卓上&壁掛け式だから、トイレ、洗面所など、いつでもどこでも実践！出演しているロート製薬『極潤リフトゲル』のCMが放送中。