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《ボディラインくっきりで賛否》佳子さま「ショッキングピンクワンピ」で垣間見えた皇室の理念「着回すもの」と「封印するもの」TPOをしっかり意識

このワンピースはスカーフタイの取り外しが可能で、佳子さまはアレンジしながら何度も着用されている。(2025年12月、写真/JMPA)
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ご自身の色を出されつつ、ご家族との距離を縮められた1年だった。12月26日、秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さま、そして次女の佳子さまは東京・板橋区にある区立美術館を訪問し、「戦後80年 戦争と子どもたち」という展示をご覧になった。

「ご一家揃っての公務は11月に行われたデフリンピックの開会式へのご臨席以来のことで、4人は1時間ほどかけて展示を鑑賞されました。

担当者の説明に耳を傾けながら熱心に鑑賞された。(2025年12月、写真/時事通信)
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一時は、ご両親との距離が取り沙汰された時期のあった佳子さまですが、この1年は単独公務以外にも、今回のようにご家族で公務に臨まれる機会が増え、秋には初めての母娘2人公務にも挑戦されました。秋篠宮家の一体感が増したように感じます」(皇室記者)

佳子さまが公務でお出ましになるたびに話題を呼んだのがお召し物やアクセサリーだ。たとえば地方訪問では、その地域の伝統工芸品を身につけることが多く、能登半島地震の被災地を訪れた際は輪島塗の、岐阜県を訪問された際は美濃焼のイヤリングが耳元で揺れていた。

いまでも品薄状態が続いている輪島塗のイヤリング。(2025年4月、写真/JMPA)
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また、12月6日に「神戸市立海外移住と文化の交流センター」を訪問し、ブラジルにルーツを持つ子どもたちと交流された佳子さまは、胸元のリボンタイが印象的なショッキングピンクのワンピースを着用された。

デフリンピックの開会式にて。
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「これはデフリンピックの開会式でお召しになったものと同じものでした。皇室には“質素倹約の精神”が根付いており、良いものを長く着たり、着回すことが大切にされています。佳子さまも同じお召し物ではありましたが、髪型を変えることで雰囲気を新たにされていました。

学生時代からおしゃれに敏感だった佳子さまは“皇室のファッションリーダー”との呼び声が高く、お召しになったものが即完売する『佳子さま売れ』が起こることもしばしばです」(前出・皇室記者)