10月22日の「即位の礼」に臨まれる天皇陛下を支えられる新皇后雅子さま。病気療養中にもかかわらず、ご公務を完璧にこなされる日々を送られている。お迎えする人々を喜ばせる、新しく調えられた清新な装いの数々に込められたメッセージとは? 雅子さまのニューコレクションをご紹介します!
レース地ワンピースで軽やかな装いをご披露

9月16、17日、新潟での「国民文化祭」にご出席。新潟ということで雪国をイメージされたのか、純白を多用された雅子さま。旅の初日、パンツスーツに最近お気に入りのストールをプラス。164㎝の長身を縦のラインで強調された。

開会式に出席される時はアンサンブルにお召し替え。パイピングをジャケットの襟元、袖のカフスに繰り返すテクニックが生きている。お似合いの小ぶりのキャノチエ帽でカンペキ。

レース地をプラスさせて変化を持たせたワンピースに、ハイカラーのショートジャケットを組み合わせた軽快な装い。バッグと靴にツートンカラーを取り入れて、ご公務を終えられた安堵感を漂わされている。
珍しくフレアスカートをお召しに

9月24日は東京で「田道ふれあい館」をご訪問。お年寄りと視線を合わせられるため、動きやすさをお考えになったのか、フレアスカートをチョイスされた。上皇ご夫妻が始められたご公務を引き継がれて…。
ベストカラー、ロイヤルブルーを選ばれて

9月28、29日は、茨城で開催された「国民体育大会」に出席された。ロイヤルブルーは雅子さまのベストカラー。斜めに切り替えたハイヒールの色遣いが雅子さまの装いのポイント、シャープ&ノーブルをよく表している。

レセプションでの装いは紺と白のベストマッチ。ご成婚(1993年6月9日)からすでに26年。こんなにお優しい表情で見つめ合われるなんて、拝見している私たちもうれしい限りです。

森林の中にたたずまれる天皇皇后両陛下。雅子さまはブルーグレーのパンツスーツ姿。ジャケットの袖口にステッチを効かせてポイントにされました。バッグと靴もスーツに合わせてパーフェクトな色選び。
オレンジカラーが華やかな印象

10月1日には東京で行われた「海外日系人大会」に出席された。記念式典にお祝いに駆け付けられた両陛下。明るいオレンジ色をチョイス。ジャケットの襟、切り替え袖のカフスの縁取りに飾りテープをあしらわれるお心遣いを…。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2019年10月24日号