寒くなってくると運動量が減るからこそ、デトックス効果のある食事で、体の調子を整えたいところ。そこで、今回は台湾の漢方に精通している美のプロに、美容的にもおすすめのコンビニフードを聞いてみた。
朝ごはんやランチの調達に平日はほぼ毎日コンビニを利用するというのは、台湾発の漢方ブランド「DAYLILY(デイリリー)」にてCOOを務める王 怡婷(おう・いてい)さん。健康的で目新しい食品が多いナチュラルローソンと、オリジナルのお弁当やお総菜がおいしいセブン-イレブンがお気に入りだという。
「コンビニのお総菜はおいしいものばかり。おいしいと満足感があり、炭水化物を控えても満足できるのでよく購入します。コンビニでは、そのときの自分の体調に合わせて、食べたら気持ちよくなるものを選ぶのがマイルール」(王さん・以下同)
『豚肉ときくらげのふんわり玉子炒め』(セブン-イレブン)
●きくらげで食物繊維と鉄分チャージ
豚肉ときくらげを、ふわふわ食感の卵と組み合わせて香ばしく炒めたお総菜。しょうゆ、香味野菜、中華スープを加えたタレを使った、コクとうま味のある味わいが特徴。1食323kcal。
「お米を控えたいとき、私はいつもセブン-イレブンのお総菜を買って食べます。特に好きなのがこれです。きくらげは漢方の一種。台湾ではよく食べられている食材ですが、食物繊維が豊富で、鉄分もはいっているので、女性にはとってもおすすめです」
『台湾麺線 麻辣味』(ヤマダイ)
●デトックスできる台湾風カップ麺
台湾グルメとして人気の麺線を再現した『台湾麺線』の花椒(ほわじゃお)が効いた麻辣味。これはヤマダイとナチュラルローソンが辛さやしびれ度の調節など一からこだわって作った商品。デトックス効果のあるパクチーがたっぷりとはいっている。1食146kcalと、カロリーも低め。
「私が台湾にいたとき、朝ごはんに麺線を食べるのが好きでした。ナチュラルローソンの『台湾麺線』はインスタントタイプではあるものの、味がとってもしっかりしています。台湾人が食べても違和感がありません。とてもおいしく、寒い季節にも汗をかけてすっきりするので、ぜひ試してみてください」
『味付き半熟 ゆでたまご(2個入り)』(セブン−イレブン)
●ベスト体重に戻したいときのマストフード
うま味・コク・後味のよさにこだわり、飼料にハーブ類を配合した鶏の卵を使用したゆで卵。シンプルに『伯方の塩』で程よい塩加減に仕上げ、パサつかずしっとりとして、絶妙な半熟加減を実現。1個64kcal。2個食べても128kcal。卵には、必須アミノ酸とたんぱく質、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれ、健康的なダイエットのサポートに最適。
「体重調整をしたいときは高たんぱくで栄養満点なゆで卵を積極的に食べます。台湾のコンビニでも、ゆで卵が買えます。台湾のソウルフードで、漢方食材の香辛料などで煮たゆで卵『茶葉蛋(チャーイエダン)』というもので、とても香ばしくておいしいので、ときどき恋しくなります」
『カフェラテ(M)』(ローソン)
●砂糖なしでも甘みを感じる生乳100%牛乳のカフェラテ
エリアごとに、産地にこだわった、生乳100%使用牛乳と牛乳に合う豆に徹底的にこだわり抜いた人気のカフェラテ。砂糖なしでもほのかな牛乳本来の甘さが感じられ、しっかりとしたコーヒーのコクが味わえる。1杯94kcal。
「朝、食欲がないときに、よくホットのカフェラテを飲みます。体が温まり、目も覚めますし、コーヒーの香りもよくリラックスできる気がします。ローソンのカフェラテは、生乳100%の牛乳を使っていて、乳化剤など添加物がはいっていないのでお気に入りです」
台湾発漢方の「DAYLILY」COO:王 怡婷さん
台湾台北市出身。国立台湾師範大学音楽学科、慶應義塾大学大学院を卒業後、東京の広告代理店に入社。現在は漢方のライフスタイルブランド「DAYLILY(デイリリー)」のCOOを務める。2018年に台北旗艦店、2019年9月に誠品生活日本橋に日本1号店をオープン。11月には大阪の大丸梅田店に関西1号店をオープン予定。
https://www.instagram.com/daylily.tw/
撮影/黒石あみ 取材・文/竹腰奈生
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