今や東京の秋の風物詩となっている「東京国際映画祭」。32回目となる今年も、初日の10月28日に盛大なオープニングセレモニーが行われ、多くの俳優たちが出席。ここでは、会場を彩った女優たちのきらびやかな衣装をピックアップしていく。
松岡茉優 色っぽいボトムに注目
松岡茉優のコーデは、シースルーのスカートがインパクト大!
スカートの中には超ミニ丈のボトムを合わせ、ヌーディーに魅せた。ピンヒールのブーツもセクシーだ。一転、上半身はハイネック&長袖で露出控えめ。シンプルなブロックチェックでカジュアルさもプラス。
映画『ひとよ』(11月8日公開)のキャストとして、レッドカーペットを歩いた松岡。壊れてしまった家族を描く物語で、佐藤健、鈴木亮平らと共演している。
花澤香菜 かわいくなりすぎない赤がポイント
声優の花澤香菜は、赤いドレスを身にまとった。
ティアードフリルが印象的な膝上丈。首周りや袖口にフリルがついていたり、ストラップパンプスに靴下を合わせていたりと、“キュート”な要素をふんだんに盛り込んだ。ただし、大人びた印象を与える赤をベースカラーにして、かわいくなりすぎないようまとめたのもポイント。
花澤は、劇場版アニメ『HUMAN LOST 人間失格』(11月29日公開)に出演。本作は、太宰治の名作『人間失格』を、大胆リメイクしたSFエンタテインメント。
水原希子 ラブリーとセクシーが融合
ピンクのミニドレスで会場を魅了した水原希子。
フリルがたっぷりあしらわれた総チェックのラブリー系ドレス。パニエで美しく広がったスカート部分は、歩くたびにふわふわと揺れかわいらしさをアップさせていた。足元は、ストーンが散りばめられたクリアのパンプス。背中は大きく開いていて、セクシーさも。
水原は、『NO SMOKING』(公開中)に出演。細野晴臣氏の音楽家50周年を記念して製作された作品で、妹の水原佑果とも共演している。
後藤久美子 肩出し控えめなワンショルダー
後藤久美子は、マーメイドラインのドレスで登場。
タイトなロングドレスは、彼女のスリムなボディを美しく飾った。セクシーな「Xライン」やベロア素材は、大人の気品を引き出している。ちなみに、ワンショルダーもキモ。デコルテを適度に隠し、一層上品だ。
後藤が23年ぶりの女優復帰作として出演したのは、映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』(12月27日)。『男はつらいよ』シリーズ最新作にして第50作目となる。今回の東京国際映画祭ではオープニング作品として上映された。
水川あさみ ビスチェドレスでデコルテ露出
ビスチェドレスがエレガントな、水川あさみ。
木や山々が描かれた絵画のような柄は、色味も相まってシックかつ重厚。ただ、デコルテ周りの露出がヌケ感となって、全体的に軽やかになっていた。ウエストの右側についているビーズの飾りはレトロな雰囲気を感じさせた。
映画『喜劇 愛妻物語』(2020年公開)でレッドカーペットを歩いた水川。窪田正孝と結婚したばかりの彼女は、本作で濱田岳と夫婦を演じる。
広瀬アリス 存在感抜群のモノトーン
広瀬アリスは、純白アイテムで“主役感”を出した。
着こなしたのはシャツドレス。スカート部分や袖が「Aライン」で、全体的にゆったりとしたシルエットだった。一見シンプルな装いだが、花びらのような変形襟が存在感を出している。
広瀬は、第32回東京国際映画祭の“顔”とされるフェスティバルミューズとしてオープニングイベントに出席。「晴れてよかったです」と胸をなでおろした。
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撮影/矢口和也