産後の体型の変化は多くの人が気になっていても、子育てと両立して対策を行うことはなかなか難しいもの。
下着メーカーのワコールが、妊娠・出産・育児の情報サイト『ベビカム』において「産前産後の体型管理とスキンケア」に関する調査を行ったところ、約9割が産前・産後で、ボディラインを中心に体の変化を感じていると回答した。一方で出産後、出産前の体型に戻った人はわずか約3割だという。
ワコール ファミリーウェアの2020年春のアンバサダーに起用された医師の友利新さんは、この結果について、「『トレンドが移り変わっていくのと同じようにスタイルも変化していくもの』とポジティブにとらえ、今の自分をどう美しく見せるかを考えるようにしましょう」とコメント。
3つの「しない」を決めることが大事
アンケートで産後、体型を戻すための対策をしなかったと回答した人は約5割。対策をしない理由として「産後、自分にかまう時間の余裕がなかった」という意見が多く挙がっている。
3児の母でもある友利さんは、時間がない子育て中には「やること」よりも「しない」ことを決めることがとても大事だといい、美肌のために3つのことを「しない」と決めているそう。そのルールは、“日焼けをしない”“乾燥しない”“摩擦をしない”の3つとのこと。
「体型管理に関しても、“理想を求めない”“人と比べない”“過度な運動はしない”ようにしています。運動はもちろんしたいけどマラソンやジムに行く時間はないので、腹筋を意識して生活するだけ。『しない』ことを決める一方で、腹筋を意識するためにガードルをはいたり、ボディラインをきれいに見せるためにサイズのあった下着をつけたり、無理なくできることをきちんとすることが忙しい子育て世代の人に必要なのかなと思います」(友利さん・以下同)
年齢やライフステージの変化に合わせて「ここちよく」
また、友利さんは、マタニティやベビー、キッズの下着・パジャマを展開するワコール ファミリーウェアの2020年春のアンバサダーの就任コメントも発表。
「女性のからだはライフステージによって大きく変化します。わたし自身も妊娠出産を経験した時に、変化していく自分自身のからだに大きく戸惑いを感じました。そして、それはからだの変化だけではなく、女性から母になることを通して、自分のからだはもちろん家族のからだも思いやるという気持ちの変化も伴ってきます。自分のからだと同じように家族のからだも大切だからこそ、ここちよくあってほしい。そういう想いが自然と生まれてきました。
『ここちよい』とは気持ちの面だけでなく、あるべき場所に正しくそのものがあることだと思っています。年齢やライフステージの変化に合わせて下着や肌着を変えることは、まさに気持ちだけではなくからだも正して『ここちよく』することではないでしょうか?」
家族全員でワコールを愛用しているという友利さんは、厳選された素材と長年の研究データから生み出されたワコールの商品をよさを伝えたい、とコメントを締めくくった。
【データ】
ワコール マタニティ
https://www.wacoal.jp/maternity/lovefamily/tomoriarata_mamalife
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