63歳オバ記者、コロナ太りを食事で解消!?「オバノマスク」も作り始める

家で過ごす時間が増え、食べる量も増加気味。ダイエットもままならなくなっているオバ記者。食事の内容によって何とか体重を落とそうと悪戦苦闘中だ。

そんなオバ記者が始めた意外なこととは？　連載190回となる今回は、オバ記者が外出自粛の日々の過ごし方を綴ります。

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気が付くと何が食べている生活…

“コロナ太り”って言うんだってね。家から出るなって、こんな生活、いつまで続くのか。考えれば考えるほど不安になって、気が付くと何か食べている。そのとき手にスマホなんか持っていたりした日には、2時間スマホばっかり。

私の場合、小袋入りの柿ピーが危険だね。袋を開ける、食べる。袋を開ける、食べる。これが始まると、あっという間に食欲、フル稼働。こんなことをしていたらダメだと思えば思うほど、手は勝手に柿ピーの袋を開ける。

今さらだけど、いろんなダイエットをしてきた私がつかんだ、たったひとつの真実は、食欲を理性で抑えるな、ということ。これしちゃダメ、あれは食べるなと抑え込もうとしたとたん、体の反抗スイッチが入る。で、嵐が収まった後は元の木阿弥どころか、えっ？ってくらいの体重増。これを何度、繰り返したことか。

だから、プッと食べたいものが浮かんだら、すぐに頭の中の「いいね」を押すことにしているの。そうすると「ま、今じゃなくてもいいかな」と、体のほうが引いてくれるんだよね。

少量のパンケーキミックスで作れる絶品パンケーキ

で、ね。2週続きで週末、家から一歩も出ずに過ごした私は、おやつも手作りしたんだけど。えへへ、YouTubeでパンケーキのいいレシピ、見つけちゃった。

ダイエット的にいちばんマズいのはホットケーキミックスよね。写真のラップにくるんでるのがひとり分で、なんと15ｇしか使わないんだわ。ふわふわに膨らませるコツはマヨネーズをちょいと入れることと、完璧なメレンゲを作ること。

パンケーキって不思議な食べ物で、ちょっとでも口にすると満足度がハンパないんだよね。食欲をなだめるのに、これ以上のものはないかも。

夕食は野菜いっぱいで6時前に食べる

あと満足感でいえば、夕食は野菜料理いっぱいの和食がいちばん。前はご飯を控えめにしていたけど、それ、やめたの。

その代わり、午後６時前には食べちゃう。お酒は飲まない。ひとり暮らしをしていると野生の勘っていうの？　この非常時には飲んじゃダメって、何かがささやくんだよ。ちっともおいしくないどころか、不安ばかり募ってロクなことないし。

マスク不足解消のため!?”オバ裁縫工場”始動

で、何をしているかというと、”オバ縫製工場”を”開業”したの。バイト先で「マスク、なくなってきた」という話になり、「作ったら使ってくれる？」「もちろん！」というので、部屋の中にミシンとアイロン台と洋裁道具を広げて、ちくちく、ちくちく。言ってみれば、「オバノマスク」ね。

仕事の合間には、先々週から始めた『健康ステッパー　ナイスデイ』という足踏み機で筋力アップ。それから部屋のあちこち、気になるところを掃除って…ここ数日、やたらと体が動くんだわ。

なんで？　私、すごいことに気づいちゃったかも。たったこれだけで、劇的に体が動きやすくなるもの…。その話は、また次回ね。

オバ記者（野原広子）

1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』（日本テレビ系）に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。