世間ではアベノマスクが届いていない家庭が多いみたいだけれど、今、この人が”量産”して希望者に渡しているのが「オバノマスク」だ。
裁縫の達人・オバ記者が自作したもので、デザインもおしゃれで、実用的と自負する。安倍首相がアベノマスクを愛用するように、オバ記者も毎日、着用しているという。連載197回目の今回は、そんなオバノマスクの夏バージョンについて、そしてマスクを快適に使うための裏ワザについて解説します。
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オバノマスクが夏向けにマイナーチェンジ
いよいよ、解禁? 緊急事態宣言がとけて、パーッといきましょ、パーッと!ってワケにいくのかどうか。都知事は「段階的に」って言っているし、言われなくてもみんなおっかなビックリで、飲みに誘うのも気が引ける。なので相変わらず私は、ヒマさえあればオバノマスクをちくちくよ。
今週から夏向きに裏側に綿ガーゼではなく、麻ガーゼを入れて通気性をよくしていて、形はプリーツ型。エレガンスさは立体マスクが勝ちだけど、アゴを動かして話したときのフィット感がいいのよね。
中でも評判がよかったのが”泥棒マスク”。Facebookにアップしたらうれしいことに、「欲しい」という声があがったのよ。
髪留め用のゴムを活用して耳の痛さを解消
しばらくはマスクが手放せない生活になるんだろうし、もっと着け心地を良くしたい。マスクの耳にかけるゴムで耳裏が痛くなるのは私だけじゃないみたいなんだよね。で、考えたのがごらんの通りの頭止め。髪留め用のゴムでマスクの耳ゴムを縛って、ぐるっと頭に回して使うの。髪の毛で隠せば、なお◎。これで耳裏の痛さは解消するよ。ぜひお試しあれ。
と、まあ、こんなことをしている間は「動かざること山のごとく」。風林火山女と言われても仕方ない。
「美味しいものを作る」ことで頭がいっぱい
悪いことに、小腹が空くとカンタンに美味しいものを作ることで頭がいっぱい。で、ここのところのマイブームはグラタンなの。
まず、オーブンの予熱ボタンを押したら、新じゃがを薄くスライス。浅めの器に入れて、顆粒コンソメと塩をパラパラとかけたところに、生クリームを器の半分まで入れる。そのままオーブンに入れて190度で25分。
「フランスのママンの味」と友だちから教わってから、ときどき作っているのよね。ダイエットを考えたらじゃがいもじゃなく、つぶした豆腐に茹で野菜を混ぜて、チーズをかけてオーブンで焼く。だけど、生クリームとじゃがいもの組み合わせはなかなか断ちがたいんだわ。
国会からの帰宅ウォーキングを継続
ここまで高カロリーのものを食べたら、さすがに考えるって。週4日でやっている衆議院の議員会館でのパートタイムの半分、最低2回は帰宅ウォーキングをすることにしたの。
今、上を下への大騒ぎの国会だけど、夕方の議事堂の周辺は気味が悪いほど静か。人けのない議事堂の敷地を突っ切って、全国から集められた“都道府県の木”の道を通り、正門から出てから、有楽町まで歩くと約5000歩。だらだらの下り坂だから1日の労働が終わった後でもそうきつくないんだわ。
な~んてのんきなことを言っている場合じゃない! 実は私、心房細動の持病があり、その定期検診が7月13日なの。私、前回の検診で若い女医さんに「次までに5kg痩せる」って約束しちゃったんだよね。それを今、カレンダーを見て思い出したの。痩せるどころか太ってる。何kgかは体重計に乗る勇気がないからわからない。いや~、まいったなぁ…。
オバ記者(野原広子)
1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。
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