料理・レシピ

食べるだけで顔のむくみスッキリ!ベジたんスープ「里芋とごぼうの梅ポタージュ」レシピ

朝起きて鏡で自分の顔を見たときに、むくんでいたらテンションはだだ下がり…。そんな顔のむくみを食事で解消してくれるというのが、野菜ソムリエプロのAtsushiさんが考案した「ベジたんスープ」だ。

“うるおうベジたんスープ”「えびと厚揚げのスープ」
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発売約1か月たらずで2万部が決定した『やせる!キレイになる!ベジたんスープ50 野菜(ベジ)+たんぱく質、食べる美容液レシピ』(小学館)には、食べて痩せて、しかも肌と髪がキレイになるというスープがたっぷり掲載されている。

書籍『やせる!キレイになる!ベジたんスープ50 野菜+たんぱく質、食べる美容液レシピ』(小学館)
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7月4日放送のラジオ番組『いきものがかり吉岡聖恵のうたいろRadio』(JFN)では、同書から美白やむくみ解消に役立つスープが紹介され、吉岡さんも興味津々の様子でAtsushiさんの話を聞いていた。

ベジたんスープを考案したAtsushiさんは、食物繊維豊富、高たんぱく質、低糖質のスープで2か月-6kgのダイエットに成功したことで知られ、そのレシピはおいしくてキレイにも役立つ、とモデルらにもファンが多い。

「ベジたん」とは、野菜(ベジ)+たんぱく質のことで、腸の働きをよくし、筋肉量を落とさずに痩せられるというAtsushiさんのこれまでのスープを、食材の美容成分にも着目して進化させたものだ。

しかも、どれも10分以内、鍋ひとつ、どこでも手にはいる食材と調味料で作れる。今回は、同書で紹介されている 「顔のむくみ解消ベジたんスープ」に注目! おすすめのレシピを公開する。

顔のむくみを解消するために摂りたい栄養素&おすすめ食材

Atsushiさん
Atsushiさん
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見た目の印象を左右する、にっくき顔のむくみ。水分を摂りすぎると、体内の水分量が増えてむくみ、塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度のバランスが崩れ、体が水分を取り込もうとして、むくんでしまう。

そんなときは、余分な塩分を排出する「カリウム」、「クエン酸」、デトックス効果のある「サポニン」を含む食材を使って、すっきり小顔を手に入れて。

●カリウム

塩分の摂りすぎによる体内の過剰なナトリウムを排出して、むくみを解消。

食材例/小松菜、ニラ、にんにく、トマト、いんげん、枝豆、大豆、ごぼう、れんこん、えのきだけ、エリンギ、しいたけ、しめじ、里芋、アボカド、鶏肉、海苔、納豆など

●クエン酸

利尿作用があり、肝臓で脂肪の代謝を高め、体内の老廃物を分解・排出。血行も促進。

食材例/梅干し、酢など

●サポニン

高い利尿効果で、余分な水分を排出し、体内の水分量を調整。

食材例/大豆、枝豆、ごぼう、納豆、厚揚げ、豆乳など

顔のむくみ解消ベジたんスープ「里芋とごぼうの梅ポタージュ」レシピ

顔のむくみ解消ベジたんスープ「里芋とごぼうの梅ポタージュ」
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根菜の香ばしさと梅干しの酸味がクリーミーに溶け合う上品ポタージュ。こっくりとした味がクセになりそう! むくみ解消に効くカリウムを含むごぼう、利尿効果のあるサポニンを含む梅干しを使用。里芋は、いも類の中でも低カロリー。独特のぬめり成分は胃腸の働きをサポートする。

《材料》(2人分)

顔のむくみ解消ベジたんスープ「里芋とごぼうの梅ポタージュ」材料
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里芋水煮…150g  ごぼう…2/3本(100g) エリンギ…1〜2本(50g) ミックスビーンズ…100g  梅干し…2個 豆乳…300ml 水…100ml トッピング用の梅干し…お好みで
【A】[鶏ガラスープの素…大さじ1 塩…少量 チューブにんにく…小さじ1]

【決まりごと】

・大さじ1=15ml、小さじ1=5ml。
・基本的に、洗う、種や芽、ヘタ、ワタをとるなどの下ごしらえは省略。
・個数や重量は目安。スープの水分が足りなければ、水を適宜足す。
・野菜は特に表記がない限り、すべて皮つきで使用。
・豆乳は成分調整豆乳を使用。
・調理時間はおおよその目安。火加減や環境によって多少異なる。

《作り方》

【1】 ごぼう、エリンギは適当な大きさに切る。

【2】 耐熱ボウルに、里芋水煮、【1】、ミックスビーンズを入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジで5分間加熱する。

【3】【2】をミキサーに移し、梅干し、豆乳、水を加え、なめらかになるまで攪拌する。

【4】【3】を鍋に移し、弱火〜中火で沸騰しない程度に温め、【A】を加えて味を調える。器に盛り、好みで梅干しをたたいてのせる。

甘いものが食べたいときは干し芋!?

干し芋
写真/アフロ
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ベジたんスープを日々の食事に取り入れていけば、ダイエットにも美容にも効果的だというが、甘いものを食べたくなったときはどうしたらいいのか?

Atsushiさんは、スイーツもチョコレートならポリフェノールが豊富なカカオ70%以上のものを選ぶなど、健康や美容を意識してセレクトしているそう。中でも普段よく食べているのが、干し芋だという。

「GI値が低いため、血糖値が急上昇しないので太りにくく、食物繊維、ビタミンC、カリウムも豊富です。腹持ちもいいので、空腹による食べすぎを防ぐヘルシースナッキングにもぴったりです」(Atsushiさん・以下同)

干し芋以外にもヘルシーおやつのおすすめが、ローカカオパウダーをたっぷり使った、材料を混ぜて丸めるだけの「チョコレートクラスター」。

ローカカオパウダーは、非加熱の(または低温加工した)カカオパウダーのこと。高温で加熱処理されたカカオパウダーよりも栄養価が高く、美容や健康に欠かせないビタミンCや酵素、抗酸化作用の高いカカオポリフェノールも多く含まれている。

「非加熱・非アルカリ処理のローカカオパウダーで作るチョコレートクラスターは、食物繊維の塊のよう。グルテンフリーなのでヘルシーで、小腹がすいたときにもつまめて、誰か来たときに出してもおしゃれ。おすすめですよ!」

●「チョコレートクラスター」レシピ

チョコレートクラスター
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《材料》

オートミール…1カップ ローカカオパウダー…1カップ ココナッツフレーク…1/2カップ 黒砂糖…1/2カップ ピーナッツバター…大さじ4 塩…ひとつまみ 豆乳…大さじ5

《作り方》

【1】すべての材料をボウルに混ぜ合わせ、好みの大きさに丸める。

【2】冷蔵庫で1時間ほど冷やして完成。

ベジたんスープと共にダイエットの強い味方になりそう!

同書には、他に、毛穴を目立たなくするという「毛穴レススープ」、透明感ある肌に導く「美白スープ」、肌の乾燥が気になる人向けの「うるおうペジたんスープ」、小顔効果が期待できる「むくみ解消スープ」、加齢サインに効かせたい「エイジングケアスープ」、健やかな髪に導く「美髪スープ」が掲載。食べながら美しさを手に入れたい人におすすめだ。

教えてくれたのは:Atsushiさん

ATUSHI
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あつし。ディーゼル、D&G、ヴェルサーチのPRを経て、フリーランスに。ファッション&ライフスタイルプロデューサーとして、ファッション、美容、食などの分野で幅広く活躍中。野菜ソムリエプロ、漢方養生指導士初級の資格を取得。自然派スキンケアブランド「abotanical」をプロデュース。『#モデルがこっそり飲んでいる 3日で2kgやせる魔法のスープ』(宝島社)など著書多数。

【データ】
『やせる!キレイになる!ベジたんスープ50 野菜(ベジ)+たんぱく質、食べる美容液レシピ』
著者:Atsushi
価格:1375円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09310652

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