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ヨーグルトの効果と食べ方を徹底解説! 免疫力UP、ダイエット、糖尿病予防にも

効果UPのためにヨーグルトと一緒にとりたい食材

おからパウダーが白い器に入っている
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腸内環境を整えて免疫力UPや便秘改善を望むなら、ヨーグルトと組み合わせることで相乗効果が期待できる食材をとることだ。

工藤さんがイチオシするのは、おから。最強な組み合わせは、おからを入れた「おからヨーグルト」だという。

「おからは食物繊維を豊富に含み、善玉菌を増やしてくれるうえ、便をかさまししてぜん動運動を促します。混ぜる比率は、おから1に対し、ヨーグルト4。おからは生よりも乾燥させたおからパウダーの方が食物繊維の含有量が多いので、おすすめします」

◆亜鉛を多く含むココアや抹茶もおすすめ

他にも、亜鉛が多く含まれているココアパウダーや抹茶パウダーをヨーグルトに入れるのもおすすめだという。

「亜鉛は、免疫細胞の働きを助け、免疫力を上げる作用もあります。実際、アメリカの研究では、亜鉛入りののど飴を舐めた人は、そうでない人よりも風邪の治りが2、3日早かったという報告もあるほどです。また、ヨーグルトに含まれるクエン酸が亜鉛の吸収を高めるという研究もあるため、ヨーグルトに亜鉛を混ぜることで、さらなる免疫力UPが期待できるかもしれません」

ヨーグルトは、ただ食べるのではなく、一工夫することでより調子がよくなることを覚えておきたい。

教えてくれたのは:医師・工藤孝文さん

工藤孝文さん
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減量外来・糖尿病内科医。福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへの留学を経て、現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療を行う。日本内科学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本抗加齢医学会、日本女性医学会、小児慢性特定疾病指定医。『ガッテン!』(NHK総合)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)など、テレビ出演も多数。YouTubeチャンネル『シックスパックのイケメン医師工藤孝文先生のダイエット外来』も配信中。工藤孝文先生の公式HP

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