美容

『林修の今でしょ!講座』に登場!14kg痩せた骨盤矯正パーソナルトレーナーNaokoが教える「おしり筋伸ばし」

お腹や下半身についた脂肪は、運動不足が原因ではないのだとか。ハードな運動をしなくても美ボディを目指せるのなら、実践するしかない!

Naokoさん
写真/『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)より
写真4枚

『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)の著者で、骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんが『林修の今でしょ!講座』(テレビ朝日系、10月13日放送)に登場し、体に余計な脂肪がつく原因を解説。さらに、7月に番組へ出演した際にも話題を集めた、Naokoさん考案の「おしり筋伸ばし」のメソッドを今回も芸能人が実践。その結果が注目されている。

Naokoさんはヨガやピラティス、整体などさまざまな知識と技術で、3度の産後太りのあと14kgの減量に成功している。さらに、42歳の今もB88・W62・H90、体脂肪率19%の美ボディをキープ!

1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹! おしり整体メソッドでおなかも脚もみるみる細くなる!

運動なしでお腹や下半身痩せができる「おしり筋伸ばし」が、彼女がスタイルキープを実現している秘訣。それでは、早速Naokoさんの教える「おしり筋伸ばし」のメソッドをチェック!

おしり筋伸ばしとは?

伸ばす動きと反対のベクトルに「押さえる」意識を働かせることにより、整体師に体を押してもらうのと同様の力を体に与え、ゆがみを整える整体効果が期待できるのが、このおしり筋伸ばし。筋肉を伸ばすストレッチ、押さえる力による筋トレ、そして整体効果と、1つのポーズに3つの作用があるため、効率的に痩せることができるのだとか。

デスクワークやスマホ操作など、現代の生活習慣は重心が前に偏りがちで、大きな筋肉である背面やお尻の筋肉を正しく使えていないことが多いそう。するとそれをカバーするために、他の筋肉に負荷がかかり、怠けている部分には脂肪がつき、バランスが悪くなるという悪循環に。太りやすくなるだけでなく、腰痛や肩こりの原因にもつながっていく。

そこで、過剰に使われている筋肉をほぐし、怠けている筋肉を使いやすくするために体を整えるのが、Naokoさんが考案したセルフ整体とも言えるおしり筋伸ばしのメソッド。

おしり筋伸ばし5つのコツ

おしり筋伸ばしを始める前に、成果を早く出すためのコツを予習。意識する部位を明確にして、丁寧に呼吸することが大切。

【1】効かせたい場所&引っ張り合いの力を意識する
自重を生かして整体するおしり筋伸ばしは、反対方向に引っ張り合う力が整体師の行う手技の代わりとなる。効かせたい場所と引っ張り合う力の方向を常に意識して行って。

【2】動きと呼吸を組み合わせる
4秒かけて吸い、8秒かけて吐くのがおしり筋伸ばしの基本の呼吸。息を吐けば関節がほぐれやすく、筋肉が伸びやすくなる。苦しいときこそ息を止めずに、吐きながら伸ばすことでほぐし効果がアップ!

【3】大きく動かそうとしない
体を安定させようとするときに、深部の筋肉が働く。大きく動くとインナーの筋肉を動かすことができないので、筋肉や関節をほぐすために体を動かすとき、その動きはごく小さくてもOK。

【4】やりにくい側を多めにやる
体にゆがみがあると、同じ動きのうち片側だけやりにくいことも。左右同じ回数やったあっとで、やりにくいと感じた側を追加して。多く伸ばすことで、ゆがみを矯正できる。

【5】動きのイメージをふくらませる
「お尻を1g重く感じて」「しっぽを立てるように」など、イメージを大切にすることで、効かせたい場所への効果が倍増!

→おしり筋伸ばしの基礎についてもっと詳しくみる

骨盤の左右ゆがみ&股関節をほぐす

おしり筋伸ばしで重要なのが骨盤。骨盤は背骨の起点であり、太ももの大腿骨(だいたいこつ)とつながる場所。骨盤がゆがんだり緩んでいれば、背骨と脚を通じて全身に悪影響が。

骨格の要となる骨盤は全身の支点なので、動きにくい構造になっている。そこで、おしり筋伸ばしでは、骨盤につながる股関節と仙腸関節(せんちょうかんせつ)を動かして骨盤を刺激。それにより、骨盤のゆがみや開きを調整していく。

「前後開脚おしり筋伸ばし」では、骨盤の左右ゆがみを整え、正面から体を見たときに左右のどちらかに傾いている左右のゆがみを正すことができるから、特にいつも同じ側でカバンを持ったり、脚を組んだりしがちな人は必見。

◆「前後開脚おしり筋伸ばし」で刺激する部位

股関節
そけい部
中臀筋

股関節は全身の関節の中で最も大きく、股関節周りについている筋肉も大きいのが特徴。股関節の可動域が大きければ、周囲の筋肉を使いやすくなり、筋活量も増えていく。反対に、股関節が硬く動きが悪いと、他の筋肉が代償動作(本来の動作を行うのに必要な筋肉ではない筋肉を使って動くこと)を起こしやすくなる。つまり、筋肉の働きがアンバランスになるため、ゆがみにつながり、いらない脂肪のついた体になってしまう。

「前後開脚おしり筋伸ばし」のやり方

正座をして床に手をつく
写真/『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)より
写真4枚

【1】正座して床に手をつく
正座をする。続いて上体を倒し、手を頭の少し前につく。

正座をして床に手をついた姿勢から、左脚を後ろに伸ばす
写真/『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)より
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【2】左脚を後ろに伸ばす
左脚を後ろに伸ばし、右脚はひざから外に開く。そのまま息を吐きながらお尻を下げ、骨盤と床を平行に。このとき、膣を床に近づけるイメージで。

おしりを左右交互に床につけるように動かす
写真/『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)より
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【3】床から浮かせたりつけたり、ゆっくりとお尻を振る。反対側も同様に。左右各3~5呼吸行う。

◆ポーズを解説!

【2】のポーズだと、左側はそけい部が伸び、右側はお尻の筋肉が縮んでいる。股関節が硬い人は、お尻を揺らして床から浮いたときに痛みを逃すのがコツ。余裕がある人は、前足のかかとを体から離してみて。1cm前に動かすだけで負荷がアップ。

骨盤が台形に広がっていると、後ろ足のかかとが内側に入り小指が浮きがち。真後ろに脚を伸ばし小指まで床につけると、大腿骨が股関節に入り骨盤が正しい位置に。

教えてくれた人:Naokoさん

なおこ。骨盤矯正パーソナルトレーナー。NaokoBodyworks代表。20代の頃より、肥満をはじめ、肩こり、腰痛、外反母趾など多くの不調に悩まされ、ボディメンテナンスの分野に深く興味を持つ。出産を機にヨガ、ピラティス、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発し、14kgの減量に成功。現在は3人の子供の育児を行いながら、1万人以上の女性にボディメイクやメンタルケアを行う他、後継者の育成指導や企業とのタイアップ商品の開発など広く活動中。http://www.naokobodyworks.com/
●Instagram:@naokobodyworks
●YouTube「骨盤矯正おしりリセットNaoko」

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