ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、「クリームチーク」の使い方を指南。記事一覧はこちら。
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大人の肌が「おっ、いい感じ」と思えるのって、潤いと透明感があって、ほんのり赤いお風呂上がり。例えるなら、森三中の大島美幸さんの肌。もちもちっとして、血色がよくて健康そう!
大人が目指すべき“お風呂上がり肌”を簡単に作れるのがチーク。中でもクリームタイプがオススメです。作りたいのは、ポイントではなくベースメイクとしてのチークなんですね。私はこれを、“血色チーク”と呼んでいます。つまり、肌からにじみ出たような赤みなんです。
肌の奥からにじみ出るような血色感に仕上がるクリームチーク
クリームタイプのチーク、使ったことがないかたは、「難しそう」と思うかもしれませんが、実はパウダーより簡単なんですよ! しかも、大人にうれしいポイントが、3つもあるんです。

ひとつめは、つけすぎても修正が簡単。スポンジなどで軽くたたけばすぐに薄くなるので、普段チークを使ってないという人にもチャレンジしやすいんです。2つめは、色の濃淡がつけやすい。色をしっかり出したい部分、薄くしたい部分が簡単に調整できます。3つめに、大人の肌に必要なツヤがプラスされる。頬がツヤやかだと、グッと若く見えますよ!
つけ方は、頬のいちばん高いところから指やスポンジなどでたたき広げていくだけ。擦ったり伸ばしたりせず、トントンと軽くたたくこと。そうしないと下地などのベースがはげちゃいますからね。
顔のお悩みによってつける範囲を調整
たるみが気になるタイプの人は目頭から眉尻までの長さを底辺として、下に向かってシャープな二等辺三角形を描くイメージ。顔が痩せてゴツゴツしてきた、という人は目頭から眉尻までの長さを一辺にした正三角形を描くイメージで。つけたら、なにもついていない指やスポンジで境目をぼかせば、グンと馴染みもよくなります。
普段チークを使っていない人ならこれだけでも充分ですが、上からパウダーチークを足すとメリハリがつきますよ。
大島さん、決して美女というわけではありませんが、肌のきれいさと血色の良さで幸せそうに見えますよね。顔色がくすんでくる大人に、血色チークは必須です。今年も元気に明るく行きましょうね!
チークにもリップにも使える

チークにするとツヤっぽく、リップはハーフマットに仕上がる。「ヴィセ リシェ リップ&チーク クリーム PK-2」(1080円 ※編集部調べ)/コーセー 電話:0120-526-311
潤いたっぷりなのにサラサラの質感

肌にのせた瞬間溶け込むように馴染んで、自然に仕上がる。「キャンメイク クリームチーク 14」(626円)/井田ラボラトリーズ 電話:0120-44-1184
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山本浩未(やまもとひろみ)
ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『同窓会で二番目にキレイになるには…』(小学館)も好評。
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