料理・レシピ

旬の春野菜をおいしくヘルシーに。10分で完成!「たけのこと桜えびのリゾット」【市橋有里の美レシピ】

過ごしやすい気候の日が増える一方、花粉や黄砂が飛び交う春は、定期的なデトックスを意識したい季節でもあります。体調管理や美肌のためにも、毒素の排出や腸活を心がけたいと思っている人も多いのでは?

市橋有里がレシピ考案した「たけのこと桜えびのリゾット」
写真13枚

そこで、「マラソン界のシンデレラ」と呼ばれた最強美人ランナー市橋有里(いちはし・あり)さんが、デトックス成分を豊富に含む春野菜を使ったヘルシーレシピを伝授!

デトックスしたいのももちろんのこと、栄養たっぷりでおいしい春野菜を楽しみ尽くしたいライターFが徹底レポートします!

冷蔵庫のデトックスにも!アレンジ自在のリゾット

――“春野菜”という響きだけでテンションが上がりますね。

市橋有里がレシピ考案した「たけのこと桜えびのリゾット」
写真13枚

有里:わかります。私も現役の頃から春野菜が大好きで、菜の花、山菜、たけのこ、そら豆など、気づけば冷蔵庫が春野菜のオンパレードになっていることも多くて。

――旬のものは特別感があっていいですよね。

有里:はい。旬のものは、おいしさも栄養も抜群! 春野菜にはデトックス成分を含むものも多いので、腸内環境改善や美肌、ダイエットにも効果的です。

――おいしく食べてデトックスにつながるって、とても魅力的ですね。

有里:そうですよね。リゾットなら手軽に作れますし、冷蔵庫の中の残りご飯や野菜、お肉など、何を使ってもそれなりに仕上がるのもいいところ。たけのこご飯を作って微妙にたけのこが残ったときなどは、リゾットにして楽しむのがおすすめです。

――冷蔵庫もすっきりデトックスできそうですね!

《材料》 (1人分)※調理時間目安10分

市橋有里がレシピ考案した「たけのこと桜えびのリゾット」材料
写真13枚

桜えび…25g たけのこ…小1/2本(大きいものなら1/4本) そら豆…6粒 調整豆乳…150cc 水…50cc 固形コンソメ…1/2個 ご飯…100g オリーブオイル…適量 塩、こしょう…適量

《作り方》

【1】 たけのこは穂先と下の部分とに分け、穂先はスライスして、下の部分はいちょう切りにする。そら豆は外皮を剥いてさっと茹で、内皮も剥いて半分にしておく。

【2】 フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、たけのこ、桜えびを入れて炒め、香りが立ってきたら、水とコンソメを入れ、グツグツしてきたら豆乳も加える。沸騰させすぎないよう、鍋肌からよくかき混ぜながら水分を飛ばす。

フライパンで炒める桜えびとたけのこ
写真13枚

【3】 【2】にとろみが出てきたら、そら豆を加えてさっと温め、最後に塩、こしょうで味を調える。仕上げにオリーブオイルをまわしかけると風味が増す(なくてもOK)。

今が旬のたけのこは、デトックスと美容の強い味方!

――春野菜の中でも、やっぱりたけのこは外せないですよね!

たけのこ
Ph/AFLO
写真13枚

有里:春の喜びを感じさせてくれますよね。和食や中華に登場する機会が多いたけのこですが、おいしいだけでなく、驚くほど栄養が豊富で美容効果も高いので、洋食にもどんどん活用してほしいです。

――そんなに美容効果が期待できるのですか?

有里:はい。まず、たけのこには不溶性食物繊維が豊富に含まれているので、便通改善や腸を整えるのに効果的。また、余分な水分、塩分の排出を促すカリウムも豊富なので、ダブルのデトックス効果が期待できます。

たけのこ
写真13枚

――むくみにも腸にも効果的なのですね。

有里:その通りです。また、皮膚や粘膜を健康に保つはたらきのあるビタミンB2や、アンチエイジング効果のあるビタミンE、美髪効果が期待できる「チロシン」など、美容に有効な栄養もたくさん含まれています。

――髪や肌にも! それを聞いたら、ますますたけのこが好きになっちゃいますね。

有里:旬のおいしさを味わいながら美容や健康の促進につながるって、とてもうれしいことですよね。

市橋有里がレシピ考案した「たけのこと桜えびのリゾット」
写真13枚

――はい! 旬のうちに、たくさん楽しみたいです。

有里:ぜひ! たけのこには他にも疲労回復に効果的な「アスパラギン酸」や亜鉛なども含まれていて、まさに栄養の宝庫といえます。旬ならではの香りや味わいを存分に楽しみましょう!