50代は丁寧なセルフケアに加えて、美容医療を
50代になると、セルフケアだけで「シミ・シワ・たるみ」この3つのお悩みを劇的に解消するのは難しいです。
40代を過ぎたら、スキンケアを丁寧にした上で、シミやくすみや肝斑(主に頬骨の高い部分に、左右対称に表れるもやもやした薄茶色のシミ)の改善や、透明感やキメのために保湿は必要ですし、紫外線をブロックすることももちろん欠かせません。けれど、一度生じてしまった老化症状を戻すことはできないんです。
出てきたものをどう食い止めていくのか、が問題になってくるので、セルフケアを丁寧にしながら、気になるところがあれば医療機器を使った施術を受けることをおすすめします。
教えてくれたのは:皮膚科医・慶田朋子さん
銀座ケイスキンクリニック院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で医学博士。東京女子医科大学医学部医学科卒業。同大にて皮膚科助手、美容クリニック勤務などを経て、銀座ケイスキンクリニックを開設。メスを使わないエイジングケアをモットーに医療機器や注射によるナチュラルな若返りに定評あり。食と美容、健康など幅広い知識を持ち、現在は雑誌やテレビでも活躍。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)、『365日のスキンケア』(池田書店)などがある。銀座ケイスキンクリニックHP
構成/イワイユウ