イタリアンマフィアの顧問弁護士である主人公、ヴィンチェンツォ・カサノが、巨悪に立ち向かう韓国のドラマ『ヴィンチェンツォ』。今、Netflixの視聴ランキングで上位をキープし続けている超話題作です。そんな本作に出演しているのが韓国人俳優のソン・ジュンギです。彼は、2008年にデビューした35歳。2016年には視聴率46.1%を記録した大ヒットドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』の主演を務めたことで注目を集めました。そこで、実力派のソン・ジュンギにフィーチャー! 彼のファッションをチェックしてみましょう。
“引き算”で洗練された雰囲気を演出
「2016 KBS演技大賞」に登壇した際は、ボルドーのツーピースをチョイスした。中に合わせたのは黒のハイネックトップス。足元にはサイドゴアブーツを合わせ、あえてカジュアルに着こなしていたが、落ち着いた色合いやスリムなシルエットによって全体的に上品な印象だ。タイやチーフなどを使わない引き算コーデが、洗練された雰囲気を放っていた。(2016年12月31日)
ラフだけどちゃんとキレイなスーツコーデ
映画『軍艦島』のマスコミ試写会では、ピンストライプのツーピースで登場。この日も、ジャケットの下に合わせたトップスと足元は黒で統一。ノータイのカジュアルフォーマルで決めていた。ジャケットのボタンも開けていて、ナチュラルに着崩している。また、袖口を折り返して裏地の柄をアクセントにしているところも、ラフながらオシャレ。(2017年7月19日)
ロングコートを着こなし一層スマート
フランス・パリで行われた「DIOR HOMME」のショーに参加した際は、ロングコートを主役にしたスマートな着こなしを披露した。ロングコートは、「Christian Dior Atelier」のレタリングがびっしりと並ぶデザインで、存在感抜群。これに、黒い無地のハイネックのトップスとスラックスを合わせた。ツヤのあるストレートチップシューズは高級感アップ。(2018年1月20日)
エアポートルックもスタイリッシュに
こちらは、仁川国際空港でキャッチされた私服姿。いわゆる“エアポートルック”だから動きやすさ重視のコーディネートになっていて、リュック、ブルゾンパーカー、キャップ、スニーカーなど、どのアイテムもカジュアル度高め。ブルゾンの裾からのぞくインナーのプルオーバートップスの白がアクセントになっていた。白の配色バランスも見事で彼のハイセンスぶりがうかがえる。(2018年12月13日)
こだわり抜いたコーディネートに脱帽
「2018 Mnet Asian Music Awards」では、タキシード姿だった。ジャケット、スラックス、タイなど、一つひとつのアイテムは色使いも含め至ってシンプル。ただし、蝶ネクタイは白いシャツの上でほどよく存在感を主張するセミバタフライをセレクト。足元のストレートチップシューズは同色のスラックスにも負けない光沢感があった。シンプルなアイテムも、うまくコーディネートすることで品のいいフォーマルに。(2018年12月14日)
共演者との対比も利いたカジュアルスタイル
ドラマ『アスダル年代記』のイベントでは、カジュアルルックで壇上へ。ブラウン、マスタード、白の3色がはいったプルオーバーを主役に、飾り物は付けずさっぱりとまとめた。茶系がメインのトップスだから、明るい髪色ともぴったりだ。ボトムは黒のパンツと白のスニーカーのみ。共演者チャン・ドンゴンのスーツコーデとのギャップも印象的だ。(2019年5月28日)
◆ソン・ジュンギ Profile
生年月日:1985年9月19日
身長:178cm
血液型:A型
主な出演作:映画『霜花店 運命、その愛』、『スペース・スウィーパーズ』、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』、『太陽の末裔〜Love Under The Sun〜』、『ヴィンチェンツォ』
主な受賞歴:「大韓民国文化芸能大賞 ドラマ部門 最優秀男性演技賞」(2012年)、「百想芸術大賞 テレビ部門 男性人気賞」(2016年)、「KBS演技大賞 大賞」(2016年)
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