暑い日には冷たいグルメが食べたくなるもの。全国には、お取り寄せもできる名品がたくさんあるんです。外食を控える人も多い今、お取り寄せで旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか?
そこで、通販したグルメ・スイーツの口コミレビューブログ「お取り寄せ白書」の管理人・sakko*さんに、夏にぴったりの冷たい絶品を教えてもらいました。1000以上にものぼるレビューを書いている彼女に、特におすすめの3品を教えてもらいました。
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京都府|マヨネーズベースのつゆでいただく『冷めん』
夏の定番グルメといえば、冷やし中華という人も多いのではないでしょうか? 冷やし中華のお取り寄せからsakko*さんがおすすめするのは、京都にある「中華のサカイ本店」の『冷めん』です。
くせになる!絶妙なバランスのつゆ
「中華のサカイ」は、京都の大徳寺の近くにある昭和14年創業の歴史のあるお店で「マヨネーズ、酢、辛子のバランスが絶妙すぎてくせになる味」とsakko*さん。
「モチモチでちょうどいい太さの麺につゆがよくからみます。マヨネーズベースのつゆなのですが、酢の酸味、そして隠し味の、というか少し隠れていないくらいの、辛子がピリッと効いていておいしいんです」(sakko*・以下同)
届いてすぐ食べられる手軽さもうれしい
『冷めん』の具は細かく切ったハムもしくは焼豚の2種類から選べます。
さらに、具材、麺、つゆが1食分ずつにまとめられて届くので、すぐに食べることができるのも、できることならキッチンに立ちたくない夏にうれしいポイントですね。
福岡県|夏にぴったりの涼しい一杯『冷や汁のだしとたれ』
「夏バテ気味でも暑くて食欲がなくてもサラサラおいしく食べられてしまう冷や汁は、宮崎県の郷土料理ひとつ。私は『茅乃舎』のものが好きです」とsakko*さんが教えてくれたのは、『冷や汁のだしとたれ』。
福岡の名店の料理長が作る味
「久原本家 茅乃舎」は福岡の会社ですが、福岡の里山にはレストラン「御料理 茅乃舎」があります。その料理長が厳選素材で作っているブランド「茅乃舎だし」の品というだけあって、冷や汁もとてもおいしいそうです。
「『茅乃舎だし』は、もう10年以上愛用しています。お取り寄せ好きさんにとっては有名すぎる逸品でありますが、夏場はこちらの『冷や汁のだしとたれ』もはずせません」と、sakko*さんも力説。
具材の味をまとめる天才的な出汁
温かいご飯の上に、だしとたれ、好きな具材をのせて、150mlの冷たい水をかけるだけで冷や汁が完成します。そんな手軽な『冷や汁のだしとたれ』の具材として、sakko*さんがおすすめするのは、きゅうり、絹豆腐、大葉、ミョウガなのだそう。
「優しい味わいで、大葉の香り、ミョウガのくせやきゅうりの青臭さもすべて包み込み、まとめる天才的な出汁。さすが茅乃舎。だしとたれが1食分ずつ個別包装になっているので、賞味期限も長く扱いやすいです」
ごはんだけでなく、そうめんなどにも合うとのことなので、買い置きしておけば、めんつゆで食べるそうめんに飽きてしまったときにも活躍してくれそうです。
岩手県|奥行きのある味わいとピリ辛スープ『盛岡冷麺』
「夏になると食べたくなるのがさっぱりとした冷たい麺ですが、私にとっては盛岡冷麺も夏に食べたい麺類のひとつです」と語るsakko*さんのいちおしは、岩手県盛岡市にある焼肉・冷麺店「ぴょんぴょん舎」のもの。
麺に絡む、とろみのあるスープ
牛肉、牛骨をベースに鶏ガラを加えて煮込んだというスープは、「ほんのりとした甘みと奥行のある旨みを感じる繊細な味わい」なのだそう。
また、そのスープには少しとろみがついていて、その繊細な味がしっかりと麺にからみ、おいしくいただけるそうです。
個性的な具とも合う盛岡冷麺
「盛岡冷麺と言えば、個性的な具をたくさん入れて食べるというのもおもしろいですよね。キムチ、ゆで卵、甘酢きゅうり…さらにスイカを入れて食べるかたも多いんだとか。スープが優しい味だから、少し個性的な具とも合うのですね」
セットで一緒についてくるキムチは辛みが強めなので、スープにキムチをだんだんと混ぜるようにして食べ進めると、スープが味変してまた違ったおいしさになるそうです。
教えてくれたのは:sakko*さん
さっこ。1980年生まれ、金沢県在住。食べることが好きで、お取り寄せのレビューをブログに記録している。どの記事も手を抜かず、心を込めて、消費者目線からわかりやすさを心がけて書くことをモットーとしている。お取り寄せグルメブログ「お取り寄せ白書」(https://dimple-review.info/)と「通販白書」(https://tu-han-review.com/)で紹介したレビューは1000以上。