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毎日の支出をメモするだけでお金が貯まる?2億円の資産を築いた節約のプロがやっていること

手帳はアプリ?紙?どちらがよいのか

記録をするのはスマホのアプリでも、手帳でもどちらでもかまいません。両方使うと作業が煩雑になるので、一つに集約することをおすすめします。どちらにするべきかわからないという人は、以下に説明するそれぞれのメリットを考えて、自分に合うほうを選びましょう。

スマホを使っている
収支のメモは手帳とスマホ、どちらがいい?(Ph/PhotoAC)
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紙はスマホを使いながらの“ながら作業”をする人向き

紙の手帳は電源やネットワークへの接続を気にする必要がなく、スマホで通話や別の作業をしながら、予定の確認や記入をすることができます。スマホの電池残量の心配もいりません。お気に入りの手帳を見つければ、毎回書くのが楽しくなるかもしれません。

デメリットとしては、手帳やペンを購入するコストや、手書きをするのが面倒、探しているページがすぐに探し出せないなどの点が挙げられます。

アプリは情報が共有できてかばんもスッキリ

スマホのアプリは無料のものがたくさんあるので、紙の手帳よりもコストがかかりません。また、アプリで管理すれば、手帳やペンを持ち歩く必要もナシ、かばんもスッキリします。

パソコンからもアクセスできるようになり、家族と情報共有できるのもよいところです。デメリットとしては、電源やネットワークが必要であることと、アプリの機能が使いこなせるようになるまでストレスを感じる、といったことがあるかもしれません。

◆教えてくれたのは:生活コスト削減コンサルタント・生方正さん

生方正さん
生活コスト削減コンサルタントの生方正さん(Ph/KENKEN)
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うぶかた・ただし。明治大学サービス創新研究所研究員。高校卒業後に海上自衛隊に入隊。勤務の傍ら節約術を駆使しながら、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資などを行い、40代で2億円の資産を築いた。現在は生活コスト削減コンサルタントと南極講演家として、メディアで活躍中。著書に『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(あさ出版)、『攻めの節約』(WAVE出版)など。

構成/イワイユウ

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