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【65歳オバ記者 介護のリアル】母ちゃんを看取って今思う「介護中も自分の健康に気を配らなきゃいけない」

介護中、母ちゃんと何度も病院に行ったが…

だけど、私は歳を忘れても、歳は私を忘れてはくれないのね。ジェットスターの東京ー福岡往復1万2290円のチケットは価格的には大喜びなんだけど、なにせ成田空港の第2ターミナルと第3ターミナルの間、陸上のトラックのような道を10分ほど早足で歩くのよ。

別に早足じゃなくてもいいけど、この道を見たら自然に足が早くなるから、つられて私も精一杯の早歩き。

それから京成電鉄で自宅の最寄駅の東日本橋で降りたら、階段を登るしかない。

それで家に帰ったら心臓がバクバク。それが治るのを待って、かかりつけ医のところに直行したわよ。

オバ記者の母親
今までは母ちゃんの用で病院に行ってたけど、これからは自分の健康も気を付けないといけないな…
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介護している間、母ちゃんの受診に何度も地元の病院に行っているんだけど、付き添い人が「私もおかしいんです」といって診察してもらうのはナシ。てか、そんな気持ちにならないのよね。娘は健康体っていうのが大前提だもの。

でも親が超高齢者なら娘は高齢者なんだよね。バリ健康なわけがないの。

幸い私はかかりつけ医に新しい薬を処方してもらって飲んだら落ち着いたけれど、介護中も自分の健康のことを考えなきゃいけなかったんだな、そう強く思ったのでした。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
オバ記者ことライターの野原広子
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1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

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