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50歳からの片づけ術 ものが多くて散らかりやすい「キッチン」「リビング」「洗面所」をきれいに保つ秘訣

洗面所は「片づけしやすいところ」(ph/PHOTO AC)
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洗面所が片づけやすい理由と整理のコツ

リビング同様、家族で使う洗面所は、ものが多くなりがち。しかし、阿部さんは「片づけしやすいところでもある」と指摘します。理由は、ほかの空間に比べて狭いのと、要・不要の判断がつきやすいものが多いから。洗面所の片づけのコツは意外とシンプルです。

洗面台の上に置かない

「わが家の場合、手洗いソープと小さな掃除スポンジ以外は洗面台の上に置いていません。歯ブラシは鏡の裏の収納棚に入れています。いろいろなものを置くとごちゃごちゃして見えるだけでなく、掃除が億劫になる原因になります。

収納棚がいっぱいでしまえない場合は、収納場所に入っているものを全部出して、不要なものを処分することが大切です」

基準は「使う」か「使わない」か

洗面所収納の片づけでは、一緒に化粧品をチェックすることを阿部さんは提唱します。

「使っていない化粧品であふれている可能性が十分にあります。不要な化粧品がなくなれば、収納場所にラクに納められます。いまの自分が輝ける化粧品を厳選して持てば、洗面台もすっきりして一石二鳥です」

◆教えてくれたのは:整理収納アドバイザー、フリーアナウンサー・阿部静子さん

整理収納アドバイザー・阿部静子さん(Ph/河内彩)
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宮城県仙台市生まれ。旅行会社の添乗員、航空会社地上職を経てフリーアナウンサーに。28歳の時にミヤギテレビ『OH!バンデス』初代リポーターになり、結婚・出産を経験しながら16年務めた。49歳で体調不良により休養したのを機に整理収納アドバイザーの資格を取得し、講演・講座を中心に活動を始める。「すぐ片づけたくなる」「ラクにできる」「ハッピーになれる」片づけメソッドが人気で、5年間で6000人以上の指導を行う。今年5月、『だから、50歳から片づける:「思い出のもの」は捨てなくていい』(CCCメディアハウス)を出版。https://ameblo.jp/shizuko-happylife/

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