健康・医療

ついやりがちな体を痛める5つの座り方とは? 肩甲骨の位置を整えて”猫背を伸ばす”ストレッチも紹介

「ねこ背伸ばしのストレッチ」をプラスして健康な体に

「ねこ背伸ばしの座り方」は意識して生活に取り入れれば、だんだんと定着してきます。合わせて実践してほしいのが、「ねこ背伸ばしのストレッチ」です。

これは1日中デスクワークをしている人や、リラックスタイムにソファでだらけてしまいがちな人にこそ、試してほしいセルフケアの方法です。

背中が丸まる人は肩甲骨をほぐす

PCやスマホ、テレビなどを観ているうちに、長時間肩が丸まったまま毎日過ごしていると、肩甲骨の下部が押し出されて、外側に広がってしまいます。その結果、背中が丸まって、猫背になっている人が多いのです。

肩甲骨の中央を赤くマーキングした写真
肩甲骨が外側に押し出される習慣が猫背につながっている(Ph/photoAC)
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広がってしまった肩甲骨を元の位置に戻すのが「ねこ背伸ばしのストレッチ」です。これを行うと、肩甲骨が正しい位置に戻るので、毎日の習慣にすれば肩や首のコリ、猫背の改善が期待できますよ。理想は1時間に1回、行うときは立っても座ってもOKです。時間がないかたは寝る前と、起床後すぐに行うだけでも効果が期待できます。

「ねこ背伸ばしのストレッチ」のやり方

「ねこ背伸ばしストレッチ」のやり方1
胸の前で手を組む(Illust/『きれいな姿勢に生まれ変わる ねこ背伸ばし』(アスコム)より)
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【1】手のひらを自分のほうに向けて、両手を組む。このとき、両手の指は自分側に向くようにしましょう。

「ねこ背伸ばしストレッチ」のやり方2
組んだ手を胸に引き寄せる(Illust/『きれいな姿勢に生まれ変わる ねこ背伸ばし』(アスコム)より)
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【2】組んだ両手を、胸に引き寄せます。

「ねこ背伸ばしストレッチ」のやり方3
引き寄せた手を、体の前にまっすぐ伸ばす(Illust/『きれいな姿勢に生まれ変わる ねこ背伸ばし』(アスコム)より)
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【3】引き寄せた手を、向こう側にひっくり返して腕を伸ばします。そのときに組んだ指が外れないようにしましょう。

「ねこ背伸ばしストレッチ」のやり方4
腕をゆっくり上へ伸ばす(Illust/『きれいな姿勢に生まれ変わる ねこ背伸ばし』(アスコム)より)
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【4】前に伸ばした腕を、次はゆっくり上へ伸ばしましょう。腕が頭の上まで伸ばせなくてもOK。ゆっくり行い、つらいところでしばらく待つと、腕がまた少し上がって肩甲骨が緩み、首や肩のこりがほぐれます。

このストレッチを毎日、無理のない範囲で1〜2週間継続すると、腕が頭の上まであげられなかった人でもあげられるようになります。

◆教えてくれたのは:片平悦子さん

片平悦子さん
カリスマ整体師の片平悦子さん
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一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会代表。人生の最期のときに後悔しないソウルフォース マイスター。赤門鍼灸柔道整復専門学校卒業。整体業界35年で、5万人以上の臨床経験を持つ。全身の筋・膜・骨格調整法をパーフェクト整体として確立し、500名以上の開業3年以上の整体師にパーフェクト整体を伝授。ベストセラーとなった脳脊髄液のセルフケア法『3つの体液を流せば健康になる』(三笠書房)をはじめ、著書8冊、累計15万部超え。「モゾモゾ体操(R)」も評判に。

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