ガラケーと同じ操作性の進化型ケータイ(ガラホ)も選択肢に
スマホに切り替えるのに抵抗があるという人におすすめなのは進化型ケータイ(https://k-tai.sharp.co.jp/support/changeguide/guide5/p01.html)と言われる「ガラホ」(au)「spモードケータイ」(docomo)「進化したガラケー」(ソフトバンク)。「ガラケー」と「スマホ」を合わせた造語の「ガラホ」は、スマホと同じ回線で使うことができるガラケータイプの携帯です。
高齢者向けには「らくらくホン」など機能制限があることでより簡単に扱えるスマホもありますが、ガラホの機能はほぼガラケーと同じなので、今までガラケーを使っていた人には抵抗がないでしょう。
ただし「家族とLINEでやりとりがしたい」など、使いたいアプリがある場合はガラホでは対応していない場合もあります。ドコモショップやソフトバンクショップなど、大手キャリアショップではスマホ教室なども実施しているので、スマホに切り替えることを検討してもいいでしょう。
60歳、65歳以上は自治体の補助金制度をチェックして
各自治体では、マイナンバーの普及や高齢者の活用促進等を目的として、スマホの購入に対する補助金の支給が進んでいます。条件は自治体によって変わってきますが、60歳、65歳以上は対象になっていることが多いので、お住まいの自治体の制度を調べてみてください。
また、新年度の始まりはスマホ買い替えキャンペーンなどが各社で実施されることが多いタイミングでもあるので、買い替えにベストなタイミングを逃さないようにしましょう。
◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/
構成/吉田可奈